皆さん、今年の花粉症はいかがでしょうか?
私は、絶賛体験中です…苦笑
三大症状である
「くしゃみ、目のかゆみ、鼻のつまり」
私の場合、
「あ、きたな!」
と思ったら、
すぐ「ヨーガの内観」で
症状をリセットしてしまいます。
そう、感覚反応を、
何事もなかったように、
落ち着かせてしまうのです。
これ、ある程度の訓練で、できるんですね。
アレルギー反応も、基本は
「神経の認知活動」ですので、
本来、「気」を扱う身体術が
得意とするところと言えそうです。
実際に、どう内観するの?
と言うと…
その前に、
ちょっとヨーガの考え方を。笑
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もともと、ヨーガは
感覚を「観る側に立つ」ことで
感覚に「反応する側にいかない」
訓練です。
反応に引っ張られず、
感覚そのものを観る。
観るということは
「見えていなかったものを見ようとする」
ことで、
まず基本は、
「気づかなかった微細な感覚に気づく」
ことから始まります。
でも、深いヨーガ体験に慣れていくと…
観るということは、すなわち
「物事全体のプロセスを見渡すこと」
である、とわかってきます。
つまり、
見えていなかったのは「全体の在り様」。
もし「目の前のこと」しか見てなければ、
つねに外の出来事に反応して、
心が動揺しますね。
なぜ、ヨーガをして、
物事に動じることが少なくなり、
トラブルへの対応力が身につくか
というと、
「これは、いずれこうなる」
というプロセスを見極める力がつくからです。
(このへんの、
ヨーガの意識と人生体験のメカニズムに
ご興味がある方は、ぜひ
ご一緒にヨーガをしましょう)
ちなみに、
プロセスというのは、何であれ、
「無理のあるものは続かない。
無理のないところに至る」
が、鉄則ですね。
物事の道理です。
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さて、そんなわけで、
くしゃみが出そうな感覚が感じられると、
私は、さっと目を閉じ、
鼻腔の感覚全体とつながり、
くしゃみしたい感覚を感じながらも、
「すでにくしゃみが終わっている感覚」
にも、つながります。
もっと言うと、
「くしゃみしなくても平気な状態の感覚」
と、つながります。
そうすると、すっと反応が消えていく。
そう、私たちは、
日常のプロセスとして
そうした感覚反応が出ても
「やがておさまる」
ことを体験的に知っていて、
おさまったときの感覚反応も知っています。
その反応が
「すでに自分の内にある」
として観ることができる。
こうした"広さ”が、
ヨーガの内観の醍醐味ですね。
くしゃみをする必要のない感覚は、
そのまま、経験として現れる、
というわけです。
(実際は、手を患部にあてて観じると、
さらに早く、沈静効果が高いです。
パーミングという技法ですね)
もっとも、ヨーガをしていなくても
これを実践している方もいらっしゃいますね。
体調が悪いとき、
すでに治った時の感覚に意識的につながって
回復を早めてしまう。
「(すでに治ったときの)自由に軽快に動いている」
その感覚を、今ここで観じる。
私も、よく包丁で指を切りますが
毎回、これで回復を早めているつもりです。笑
さらには、体調だけでなく
「直観のひらめき」
も同じでしょう。
智慧のある人ほど、いずれ起こる
「全体にとって無理のない調和」
を見ているから、
それ相応の理解力&行動力があるのかもしれません。
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さて、こんな話を書きましたが、
じゃ、私は花粉症に悩まされないの?
と言えば、
多いに悩まされます。笑
内観モードじゃない時が
いくらでもありますし、
症状がリセットするまで
時間がかかる場合も、当然あります。
(残念ながら、私はその程度のレベルです)
とくに今年の花粉は強い!
先週、もう薬を飲んじゃいました。笑
でも、薬の効き目は時間で落ちますからね、
症状が緩和されたら、
沈静を試すチャンスです。笑
最終的には
「花粉症を通して
自分が何を経験したいのか」
それが見えた時、
自分の花粉症は終わるだろうな、
と思っています。
つまり、プロセスの総体。
なんとなく、あれかな~と思いながら、
今はまだ、プロセスの只中です。笑
まあ、プロセスを楽しむのも、人生の醍醐味。
そんな余裕の心で、
花粉症の季節を乗り切りたいものです。笑
写真は代々木公園の河津桜です

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