今秋ファーストリリースの山鹿蒸溜所。 | 古典酒場編集長酔いどれブログ

今秋ファーストリリースの山鹿蒸溜所。

【この日のほろ酔い場所】

熊本・山鹿「山鹿蒸溜所」

熊本・山鹿「菊鹿ワイナリー」

熊本・山鹿「kirariブルワリー」

熊本・山鹿「千代の園酒造」

熊本「恵三」

熊本「山本屋食堂」

 

<山鹿灯篭モチーフ>

 

<ロゴも山鹿灯篭モチーフ>

 

<特注のポットスチルのミニチュア>

 

 

<現在2200樽とおっしゃっていたかな?>

 

<木樽にはロゴの焼き印>

 

 

 

<山鹿蒸溜所の皆様方、お忙しい中、大変お世話になりました!>

 

 

 

 

 

 

今回の熊本帰省の

最大の目的、

 

熊本・山鹿の

酒蔵めぐり。

 

熊本県職員さんが

ご案内くださいます。

 

朝から

実家近くまで

お迎えに来てくださる

ご丁寧さ。

 

待ち合わせ場所で

立っていたところ、

 

あ!!!

杉村さん〜〜〜。

 

熊本県知事の秘書さんです。

 

東京在勤でいらっしゃた時からの

呑み友。

 

今日、ご一緒くださるんですね。

ますます嬉しいな。

 

今回色々と無茶をきいてくださった

桑原さん運転で

まず向かうは

 

山鹿蒸溜所。

 

2021年11月から仕込みが始まり、

2025年の今秋、

ついに

ファーストリリースされる

ジャパニーズウイスキー蒸溜所です。

 

とってもとっても

気になっていた蒸溜所でもあります。

 

木立に囲まれたその立地も

実に

清々しい。

 

山鹿は

気温の寒暖差も大きく、

湿度もある盆地。

 

ウイスキー造りには

最適な場所。

 

そして

山鹿には

 

老舗の酒蔵

「千代の園酒造」さんもあるほど

 

水もいい土地。

 

山鹿蒸溜所も

熊本が誇る

豊富な地下水を汲み上げて

 

敷地内の井戸から

採取された深層地下水で

ウイスキー造りをされていらしゃいます。

 

ロビーに入ると、、、

 

おおっ。

山鹿蒸溜所のいろんな部署の方々が

お出迎えしてくださいます。

 

恐縮です。

 

そして

見上げたシャンデリアも含め、

 

ロビーの設えは

英国調。

 

なるほどなぁと

眺め回していたところ、

 

「シャンデリアの傘は

山鹿灯篭をイメージしてあるんですよ」

 

山鹿蒸溜所の方が

教えてくださる。

 

それのみならず、

山鹿蒸溜所のロゴそのものが

山鹿灯篭をモチーフとなっていたのでした。

 

す、す、素敵〜〜〜!!!

ものすっごく素敵です。

 

山鹿の伝統的工芸品である

山鹿灯篭。

 

和紙と糊だけで、

留め具などは一切使わずに

立体構造に成形される

まさに

職人技の工芸品、

 

優美にして繊細なもの。

 

それを

頭にのせて

夕闇で踊る

山鹿灯篭祭りは

 

それはそれは

幻想的で美しいのですが、

 

 

山鹿灯籠踊りが持つ

静と動の美しさに

ウイスキーの理想の姿を重ね合わせ、

 

「やさしく綺麗な味の中にも、

時を掛けた力強さのあるウイスキー」

というコンセプトのもと、

 

軽やかで女性らしく、

華やかさと優しい甘みのあるウイスキー

という

酒質設計をなされているのだそう。

 

すっごくロマンティックな

お話を伺いながら

 

ポットスチル

などの蒸溜設備

 

樽熟成庫も

拝見させていただく。

 

樽に押された

ロゴの焼き印もかっこいい〜〜〜!!!

 

シェリーやオークは

もちろんのこと、

 

同じ山鹿にある

菊鹿ワイナリーのワイン樽もあるのだそう。

 

そして

同グループ会社の

山形・高畠ワイナリーのものも。

 

山形から熊本まで

ワイン樽が運ばれてくるんですねぇ。

 

輸送も大変そうだなぁ。

 

 

さらに

興味深く眺めていたところ、

 

ここにはさらに

栗の木樽もあると

教えてくださる。

 

山鹿は

日本随一の和栗の産地でもあります。

 

地元らしさも追求する

ウイスキー。

 

ますます嬉しい〜〜〜!!!

 

さて

造りのこと、熟成のことを

勉強させていただいた後は、

 

ニューボーンの

試飲をさせていただきます。

 

うふふふ。

待ってました!!!

 

2022年、2023年、2024年

それぞれ味わわせていただきます。

紅茶を感じさせるものがあったり、

チョコレート感があるものがあったり、

バタースコッチ感があったり。

 

年によって

三者三様。

 

それに加えて

「栗の木樽のものを

味をきかせていただきたいです〜〜〜!」

 

非常に厚かましい人間です。

 

山鹿蒸溜所の魅力を

隅々まで味わい尽くしたい

 

その想いで

ぐいぐいといろんな質問を重ね

味を知りたいものは

お願いをさせていただく。

 

それらに

快くご対応くださった

蒸溜所の方々には

大感謝。

 

非常に

勉強になるひとときでした。

 

心より感謝申し上げます。

 

東京ウイスキー&スピリッツコンペティション」にて

「YAMAGA NEW BORN 2024」

金賞を受賞された

山鹿蒸溜所さん。

 

今秋の

ファーストリリースが

ますます楽しみです!!!

 

<続く>

(2025.5.15)