水丸さん没後10年。水丸さんカレー部。 | 古典酒場編集長酔いどれブログ

水丸さん没後10年。水丸さんカレー部。

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呑も! 呑も!

石川・千葉・山口・ 岡山・広島・熊本・東北のお酒<4290>

蘭の誉<岡山県>

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【この日のほろ酔い場所】

西荻窪「ラヒ パンジャービー・キッチン」

西荻窪「小鳥遊」

 

 

<水丸さんカレー部の公式酒「〆張鶴 純」。水飲みグラスでじゃぶじゃぶと呑むのが水丸スタイルでした>

 

 

<水丸さんカレー部副部長でもいらっしゃった故・長友啓典さん、きゅうりが苦手でしたねぇ。。。>

 

<豆💕>

 

<マトン〜>

 

<大、大、大好きなシャーミカバーブ。コリアンダーソースがものすっごく羊肉に合うのです。このソースを瓶詰めで販売してほしい、、、とかねてよりラヒさんにご要望出していたら、、、この日、なんとお土産にくださいました。嬉しい〜〜〜! ラヒさん、ありがとうございます>

 

 

 

<ラヒさんの手には、角田さんの新著・角田さんのサイン入りで。羨ましいぞ〜〜!

埜々ちゃん、本当に本当にありがとうございました。たくさんのお気遣いが詰まった会でした。感涙。。。心より御礼申し上げます>

 

<水丸さんに描いていただいた似な顔。気持ちが落ちる時、この色紙を眺めては、笑いに変えております。まさか、ご自身のイラストレーションが、あたしの笑い袋と化しているとは、よもや水丸さんも思っていらっしゃらないことでしょう>

 

 

 

<水丸さん没後10年。『coyote』にて、水丸さんの大特集が組まれております。ものすっごく読み応えがあります。水丸さん語録の数々も収録されております。

千倉に行きたいなぁ。。。八太郎さん、今度、連れて行っていただけませんか。。。>

 

 

 

水丸さんがいなくなって10年。

 

コロナ禍で

中断を余儀なくされていた

水丸さんカレー部を

 

今年こそは

再開させねば。

 

そう思っていた。

 

 

「今年こそは

必ず開催します!」

 

別酒宴でお逢いする

カレー部の皆様方にも

そう宣言をしていた。

 

だけれども

 

コロナ禍による

さまざまな制限が緩和されていくとともに、

 

あたし自身が

「5人以上の酒宴になると、

途端に思考停止になる」

 

という

奇病に罹ってしまった。

(単なる老化だ。。。)

 

なぜだか全くもって

幹事仕事ができなくなってしまうのだ。

(唯一できたのが

古典酒場部メンバーをお誘いしての

金沢酒宴だった)

 

その不甲斐なさに

申し訳なく思っていたところ、、、

 

水丸さんカレー部員である

大賀埜々ちゃんが

 

何もかもを担っての

水丸さんカレー部を

 

取り仕切ってくださった。

 

あぁ、あぁ、ありがたい。。。

 

あたしは

ただ身ひとつ、

 

指定された酒場に行くだけでいい

という

ありがたさ。。。

 

しかも

再開の場所が

西荻窪「ラヒ・パンジャービー キッチン」なのだ。

 

素晴らしきセレクト!!!

 

ここは

水丸さんカレー部を結成したお店。

 

そこでの

リ・スタート。

 

なんて

嬉しいことでしょう。

 

今回は

小さな小さなカレー部で

ということで

 

埜々ちゃん&工藤さんご夫妻、

角田光代さん&河野丈洋さんご夫妻、

あたし

5人での会。

 

まずは

女性陣はレモンサワーで

 

男性陣はビールで

 

乾杯〜〜〜!

 

水丸さん〜〜〜、

天国でも毒吐いてますか〜〜〜!

 

いつものメニューを

出していただいて、

 

さらには

新しくラインナップされていた

マトンスネ肉カレーも

出していただいて。

 

水丸さんご愛飲酒だった

「〆張鶴 純」は

 

埜々ちゃんが

買い求めてきてくださっておりました。

 

早朝から

出張に出ておられたのに、

 

本当に

申し訳ない。。。

 

水丸さんカレー部は

「カレーと〆張鶴 純」を楽しむ会。

 

しかも

〆張鶴は、お猪口ではなく、

 

水飲みグラスで

じゃぶじゃぶと呑む、

 

水丸さんスタイルでした。

 

それをよく心得ていらっしゃる

ラヒさん、

 

ちゃんと

大ぶりの水飲みグラスをご用意くださっておりました。

 

 

嬉しいなぁ。

 

水丸さんの美学、毒舌

みんなで語らいながら、

 

時に

丈さんの水丸さんモノマネが

ありながら、

 

笑い、食べ、呑み

していたら、

 

5人で一升瓶、

あっという間に空いてしまった。

 

すると、、、

 

「これ、あります」。

 

なんと

さらなる「〆張鶴 純」を

ラヒさんが

出してくださるではないですか。

 

う、う、嬉しい〜〜〜〜!!!

 

3升用意をしていたのに、

 

それでも足りなくなって

 

急遽

ラヒさんが

近隣の酒屋まで

一升瓶を買いに走ってくださったこと、

ありましたねぇ。

 

「クラシマ、

お酒がないよ」

 

そうおっしゃった

水丸さんの顔が

あまりに哀しそうで笑。

 

あぁ、懐かしい。。。

 

水丸さんが

いなくなって

 

もう10年、

経つんだなぁ。

 

銀座「卯波」のカウンターで

 

コップ酒を片手に

葉巻を燻らせながら

 

「後悔はするけれど反省はしない」

上に、

「酒を呑まない人は信じない」

 

ニヤリおっしゃる水丸さんに

惚れて惚れて、惚れ込んでしまった

初対面を

皮切りに、

 

「何を合わせても勝手でしょ。

自分の好みに正直にならなきゃ」

 

水丸さんの美学を胸に、

 

 

「二日酔いになるために呑んでいます」

あたしの人生の指針に

生きてきました。

 

そうか、

もう10年、経つんですね。。。

 

<続く>

(2024.4.3)