脳死について考える②~保険証の臓器提供意思表示~ | ノン・リン・ニョロ子の「のんほい日記」

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ほどほどに仲良し三姉妹と、
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前回の続き

 

家に帰ってきたニョロ子に、さっそく「今日の脳死の授業どうだった?」と聞いてみた

 

ニョロ子

「秋山先生は、みんなの意見に一つ一つ壁を立てていく感じ。つながらないの。

臓器提供について賛成ばっかだったから、私はドキドキしながら思い切って反対の意見を言ったんだけど、別に何の反応もないし」

 

「確かに。子どもたちの意見について先生の反応も補足もないから、それぞれ言いっぱなしで終わって、話がちっとも深まらなかったね」

 

ニョロ子

「最後の読み聞かせの本も、なんで今それ~?って思った」

 

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6年生、けっこう辛辣

 

そこにちょうど高1の長女リンが帰ってきて、「何の話してるの?」と加わってきた。

 

授業参観の話から始まって、

・脳死とはどういう状態か

・臓器移植の日本の現状、外国との違い

・脳死判定に関する課題

・法律上の「死」の規定 など

 

分からないことはスマホで検索しながら話を深め、

「じゃあ自分が脳死になったらどうする?」

 

 

そこで、子どもたちの保険証を出してきて、テーブルに並べた。

裏面の臓器提供に関する意思表示欄は、未記入のままである。

 

1 私は、脳死後及び心臓が停止した死後のいずれでも、移植の為に臓器を提供します。

2 私は、心臓が停止した死後に限り、移植の為に臓器を提供します。

3 私は、臓器を提供しません。

 

子どもたちは自分の意思をもち、それを表示できる年齢である。

よしっ、この機会に、意思表示欄のいずれかに丸をつけようではないか!

 

 

それぞれ判断や、いかに