スマホの中の写真を断捨離しなければと思い、整理していたら、出てきた 斜陽館おねがい


何年か前に、行って来た

津軽の名家、太宰治の生家です。


太宰治といえば、人間失格。


10代の学生の頃に読んだ時は、暗すぎて、飽きてきて最後まで読まずにいた本である。


病んでて、最後は愛人と入水自殺する

しょ〜もない男の、自伝的なお話だったかしら?



そういえば、と思いだし、図書館でなんとなく手にとって読みはじめたところ


「恥の多い生涯を送ってきました。」

という衝撃的な一文から始まるのを見た途端 ガーン


え…? 出だしって、こうだったっけ?


恥の多い…。ガーン


私もそうね、60年生きていたら、恥というか、恥ずかしい事、そりゃ〜1つや2つ、いやもっとあるよ。

等と思いながら、読みふけてしまった。


この年になって、初めて、なんかわかる…

わかる… タラー

生きる事に苦しみを抱えていて、

彼が感じる孤独や心の闇は、今の私になら強く伝わってきます。


自己受容の大切さについて、改めて考えさせられる一冊となった。





斜陽館の中は自由に見ることができます。


広いお庭 キラキラ







自由に、着て撮影ができるコーナーもあり

太宰が着ていた着物を、夫に着せてみた。

ん~~、泣き笑い 太宰になりきれぬ夫であった。拍手


金ピカ豪華な、お仏壇 キラキラ 


太宰のかわいらしい人形に、バイバイ バイバイ

平日に、行ったのですが、若い人から、年配の人まで、男女ちらほら、いらしておりました。

一人旅?らしき、おそらく太宰の熱狂的ファンだろうと思われる若い女性が、本を持参しながら丁寧にじっくりとみいっていたのが、印象に残っています。


とても広い、お屋敷でした。ルンルン