新ドラマが続々始まったが、つまらない。
こちらの地方、白い巨塔を再放送しております。
医学界の知られざる実態と、人間の生命の尊厳を描き、多くの人々に衝撃と感動を与えた 山崎豊子の代表作をドラマ化したのです。
20年前の若き唐沢寿明(財前)と、江口洋介(里見)の医学に対する信念。
対照的な二人の生きざまと、彼らを取り巻く人間たちの濃密なドラマになっている。
医学と、人に真剣に向き合うことについて、考えさせられながら、20年前も夢中でみておりました。
木村多江さん。
独身で、親もすでに亡くなっており、倒れた時は癌の末期なのですけど、治る見込みのない患者は、大学病院にはいられなくなって、転院せざるを得なくなり。
なんとも、この方は本当に幸薄い役が合いすぎる。
そして、
昨日は、教授になった財前がアウシュビッツを訪問する。
タンホイザー序曲が流れ 、これだけでもう胸が。
その間、伊藤 英明(柳原外科医局員)は、財前から任された患者(弁当屋)を賢明に治療にあたるのですが、亡くなってしまう。
ここから、どんどん転落して行く財前。
裁判となるわけです。
なんといっても、
伊武雅刀の鵜飼学部長が、腹黒ワル…。
そして、奥さま達のくれない会は、ついていける気がしない。
矢田亜希子のお嬢様ぶりは、世間一般の人が持つ、いいお嬢さんって、こういう人な気がする。
患者に寄り添う、誠実な里見助教授(江口洋介)
これから登場する、医療裁判に立ち向かう
関口弁護士(上川隆也)。
エンディングに流れるアメイジンググレースが、
心に滲み洗われる。
さて、今日は12、13話。
見なくては。