多田神社の参道

 

 

境内には二つの境内社があります。

 

 

三社合祀社

 

榛名神社

御祭神:火産霊神( ほむすびのかみ)・埴山毘売命( はにやまひめのみこと)

かまど(台所)とご不浄(お手洗い)を守る神さま

 

御嶽神社

主祭神:櫛真知命 (くしまちのみこと)

配 神:大己貴命 (おおむなむちのみこと)・少彦名命 (すくなびこなのみこと)

火災・盗難除けの神さま

 

阿夫利神社

御祭神:大山祇命 (おおやまつみのみこと)

雨を司る神さま

 
 
 

本殿の脇には江戸時代には「多田権現稲荷合社」として祀られていて鬼門(北東)に鎮座し、多田神社を護る「多田稲荷大明神」が祀られています。

 

 

 

 

御祭神

宇迦之御魂大神  (うかのみたまのおおかみ)

保食命  (うけもちのみこと)

 
 
 
 

鳥居には「雑色村」と彫られていますが、この地は古くは「雑色」と呼ばれていて神社は雑色村の鎮守として村人に崇敬されてきました。

 

 

 

前に狛犬が並んだ拝殿

 

 

 

 

多田神社は1092年建立と伝わる多田満仲を祀る神社で、満仲は第56代清和天皇の子孫で歴史上有名な源頼光の父にあたります。

孫の頼義が前九年の役の後で大宮八幡宮を現在の杉並区に建立し、その子である義家が後三年の役の帰路に大宮八幡宮に神鏡を献上すると同時に八幡宮に仕える人々が住んでいた雑色村に満仲の祠を建てたのが始まりとされています。

 

御祭神

源 満仲[多田満仲](みなもとみつなか)[ただみつなか]

 

 

 

 

絵馬

 

 

 

拝殿脇の多田稲荷大明神の先からも境内に入れます。

 

 

 

多田神社の鳥居に並んで石仏がある参道続いて

 

 

 

真言宗のお寺 如意山寶福寺 があります。

 

 

 

境内に入ると左手には地蔵尊などの石仏並んでいて

 

 

 

 

 

 

 

 

前に人形が置かれています。

 

 

江戸三十三観音霊場17番となっている観音堂には中野観音といわれ遠近の人々の信仰の厚い如意輪観音像が安置されています。

 

 

 

 

聖徳太子を本尊とする本堂

 

昔、聖徳太子が諸国を巡遊された時に紫雲たなびくこの地を霊地として堂を建立し如意輪観音像を奉安して国家安穏をお祈りされた時がこのお寺の始まりといわれ、隣にある多田神社の旧別当寺でもあります。

 
 
 
 

「筆塚」の字は明治三年(1870)に雑色村に戸村塾を開いた戸村直衛の書いたもので師弟の使用した毛筆を納めて供養して学業上達を願ったものと考えられています。

 

 

本堂の右手には石仏の並ぶ広い場所が続いて

 

 

 

 

現在ではこちらが主な参道になっているようです。