曹洞宗のお寺 江月山海雲寺

 

山門は江戸城の紅葉山にあった徳川家霊廟の門を明治初年に拝受したものだといいます。

 

 

 

本堂の左手の御堂には、火食・肉食を避けて木の実・草のみを食べる修行を受けた木食上人像が安置されその横には櫛型角柱型の馬頭観音があります。

 

 

 

 

 

社務所の入り口には石の衝立

 

 

 

元禄時代の銘が刻まれ六面地蔵が彫られた石塔

 

 

 

本尊の釈迦如来坐像を安置した本堂に扁額はありませんが、彫物があります。

 

 

 

 

 

 

曹洞宗のお寺 月光山天桂寺

 

山門前には大きい石を利用した寺号標があります。

 

 

 

入ってすぐ右に三体の石像が並んで

 

 

右端は昭和50年代の造立という乳飲み子を抱いた水子地蔵菩薩像

 

 

中央には寛政7年(1795)10月造立という地蔵菩薩像

 

 

左端には寛文4年(1664)7月造立という石造の観音像としては区内最古の庚申信仰の対象とされた聖観世音庚申供養塔で杉並区登録文化財に指定されています。

 

 

社務所の手前には七重の石塔

 

 

永代供養塔の横には観音像があります。

 

 

 

本尊の聖観音像と地蔵菩薩像を安置した本堂

 

 

 

本堂手前のお堂には天狗の像があります。

 

 

 

 

 

青梅街道に面してお堂があって舟型光背型の地蔵菩薩像が祀られています。

 

 

 

 

その脇を入ったところが曹洞宗のお寺 瑞雲山清見寺で前出の成願寺の末寺となっています。

 

 

本尊の千手観音坐像を安置した本堂

 

清見寺は先々代の住職に鍼灸(しんきゅう)の心得があり檀家(だんか)や近隣の方々に治療を施していたそうで、通称「馬橋の灸寺(きゅうでら)」と呼ばれてきました。

 

 

 

本堂脇に立つ高さ約3mの大きな石仏は、左から弘法大師・観世音菩薩・地蔵菩薩で、台座側面の碑文には清見寺の檀家であった関口家が1934(昭和9)年に寄進したと彫られています。

 

 

 

 

 

墓地の入り口には丸彫の地蔵菩薩像を主尊とした無縁仏塔があって

 

 

 

 

 

 

その脇には大正11年(1922)9月造立とある三面がはっきりとした角柱型の馬頭観音があります。