大温室の中で
食虫植物展が開かれています。
ウツボカズラ(靫葛)の類は丸く膨らんだ袋と漏斗型の袋の2つの型の補虫袋を付けるものがあります。
ウツボカズラの袋は葉が変形した虫を捕まえるための罠で「捕虫袋」といいます。
ウツボカズラは新しい葉をつけると葉が大きくなって開くに従って真ん中の葉脈の先につるのような突起がつき、その突起の先がじょじょに膨らんで袋になり袋が大きくなるにつれて中に消化液が作られてたまり成熟すると袋のフタが開きます。
フタは屋根になっていてッフタの表や裏、袋の入り口とその周辺がら出る蜜で虫をおびき寄せ、袋の入り口は内側に向かって滑りやすく虫が止まろうとすると中に落ちてしまいます。
袋の内側はロウ質で滑りやすく落ちた虫は這い上がれずに浸透性の消化液が虫の体に染み込んで、溺れ死んだ虫は消化液とバクテリアによって数日から一週間くらいかけて分解・吸収されていきます。
ネペンテス アトラクティブ / ウツボカズラ科
ネペンテス マスターシアナ / ウツボカズラ科
ネペンテス・コッキネア / ウツボカズラ科
ネペンテス・メランダ / ウツボカズラ科
ネペンテス・ウェントリコサ / ウツボカズラ科
ネペンテス・ウェントラタ / ウツボカズラ科
ネペンテス・ボスチアナ / ウツボカズラ科
ネペンテス・ウエントリコサ × ネペンテス・クリペアタ / ウツボカズラ科
袋の一つに虫が入っていました。
ネペンテス ノボリリュー / ウツボカズラ科
ネペンテス・ウェントリコサ / ウツボカズラ科
地面近くに袋が並んでいる種類もあります。
ネペンテス・コッキネア / ウツボカズラ科
ネペンテス・アンプラリア グリーン / ウツボカズラ科
ネペンテス・アンプラリア・ヴィッタタ レッドリップ / ウツボカズラ科
サラセニア アラタ / サラセニア科
サラセニア レウコフィラ / サラセニア科
サラセニア・ブルブレア / サラセニア科
ヘリアンフォラ・プルチェア / サラセニア科
ヘリアンフォラ・ミノール / サラセニア科
サラセニア・プシタシナ・ヘテロフィラ / サラセニア科
サラセニア・フラバ / サラセニア科
サラセニア・プルプレア / サラセニア科
補虫袋の一つには「虫が入っている」との表示がしてあります。







































