昭和のくらし展のパネルには、サラリーマン4人家族の朝食時の家を再現しているとの説明があります。

 

 

朝食の支度を終えた台所

 

 

手前の木製の氷冷蔵庫の上には戸棚の前部や左右を網で覆って蠅などの虫が侵入せず同時に通気性も保つようになっている蠅張(はいちょう)が乗っていまて、冷蔵庫脇の床には鰹節削りが置いてあります。

 

 

 

 

 

流し台の上の棚には鍋やヤカン、鰹節削りが並んで

 

 

 

流しの下にも収納棚があって、文化鍋が乗った鋳物のガスコンロの脇には大箱のマッチ

 

 

 

 

箸やおたまの入れ物があって

 

 

勝手口には番傘、七輪、ネズミ撮りが置いてあります。

 

 

床板を開けると床下収納庫

 

 

昭和30年代に「三種の神器」(白黒テレビ・電気洗濯機・電気冷蔵庫)と言われた電気洗濯機があって、ローラーの間を通して水を絞る時にボタンが割れたりもしました。

 

 

 

それ以前の洗濯に使われていた、たらい・洗濯板と白い四角なのは洗濯石鹸でしょうか。

 

 

薪や石炭で沸かすための釜と煙突のある風呂桶には上がり湯(入浴をすませて上がるときに 体を洗い清めるために湯船の湯とは別に沸かしたお湯)の桶がついています。

 

 

お風呂に浮かべて遊ぶブリキの船

 

 

柱に振り子のついたゼンマイの柱時計が懸かった茶の間

 

 

 

ちゃぶ台には食事の用意が出来ていて

 

 

 

 

1923年(大正12年)に朝日新聞社から創刊されたグラフ雑誌「アサヒグラフ」

 

 

足踏み式のミシンがあって

 

 

 

下にはアイロンと電気こてが置いてあります。

 

 

 

棚の前にはおひつや鍋・魔法瓶が並んで

 

 

 

 

棚には薬箱や皇太子殿下ご精魂記念絵皿等が並び、上にはお土産品が並んだガラスのケースが乗って

 

 

 

 

横には黒電話があります。

 

 

テレビの脇にはレコードプレーヤー

 

 

 

バスケットの乗った鏡台の脇にはアイスホッケーのゲーム盤があって

 

 

 

 

棚には扇風機に湯たんぽ、金魚鉢に豚の蚊遣り、ラジオと蚊取り線香が並んでいます。

 

 

 

 

家の外の道路脇にはゴミ箱があって

 

 

当時の冷蔵庫は上の段に氷を入れて冷やすタイプで

 

 

毎日、氷屋さんが配達に来ていました。