三鷹市にある「山本有三記念館」の入り口

 

 

この建物は著名な文学者「山本有三」が昭和11年~昭和21年まで居住していたもので、代表作「路傍の石」はここで執筆されました。

 

 

 

 

入り口を入ると暖炉のある広い空間

 

 

 

南側に張り出した窓辺のある日当たりの良い応接室

 

 

 

 

ここには作品の幾つかが展示されています。

 

有三の処女作「穴」の掲載誌「歌舞伎」(明治44年)

 

 

筋書「生命の冠」(大正9年)

 

 

「生きとし生けるもの」(昭和2年)

 

 

「眞實一路」(昭和11年)

 

 

戯曲「米百俵」掲載の「主婦の友」27巻 第1・2号(昭和18年)

 

 

階段で登った二階にも展示室があります。

 

 

 

 

 

「坐り」初出誌 「新潮」第43巻 第1号(大正14年)

 

 

「山本有三作品集 第五巻」 (昭和28年)

 

 

石黒魯平 宛 葉書 (昭和25年)

 

 

山本有三のことば

 

 

机と椅子

 

 

山本有三(山本勇造)選挙ポスター (昭和22年)

 

 

参議院全国選出候補者 放送用原稿

 

 

当選祝 電報

 

 

外交官・外相として活躍した重光葵の外交記録「昭和の動乱」について山本有三・安倍能成(学習院大学学長)・太田三郎(元外交官)・加瀬俊一太田三郎(元外交官)・重光葵が出席した座談会記事「昭和の動乱をめぐって」を掲載した「中央公論」第67巻 第7号(昭和27年)

 

 

創建時は洋室だったが有三が数寄屋風の和室に改造して書斎として使った部屋。

 

 

有三の着用した背広上下

 

 

三鷹居住時代に使用していたと伝わる家具(チェスト)

 

 

愛用の書道具(硯・硯箱・筆・水差し・筆置き)

 

 

眼鏡と眼鏡ケース

 

 

今では殆ど見かけなくなったが昔は本の奥付に必ず貼ってあった検印紙

 

 

検印

 

 

 

外に出て建物の裏にまわると

 

 

有三の好んだ読書と休息の場の庭園が広がっています。