川越にある喜多院の山門
山門の手前には平安時代に慈覚大師円仁が喜多院を創建する際に祀ったと伝えられる白山権現(白山神社)と第27世住職の天海大僧正の像が並んでいます。
まだ桜が咲いている境内では桜祭りが開かれています。
参道の右手に見えるのは「五百羅漢」の並ぶ一角への門
鐘楼門(附銅鐘)にある花頭窓の正面左右には雲龍の彫物、背面左右には花鳥が飾られています。
天海大僧正を祀った慈眼堂
本堂の右側には苦しみを抜き取ってくれると言われる 苦ぬき地蔵
本堂の前にある水屋では龍の口から水が流れています。
比叡山延暦寺第18代座主の慈恵大師良源を祀る本堂「慈恵堂」
本堂の裏手には「どろぼう橋」という橋がありますが、昔に喜多院と東照宮の境内は町奉行の支配が及ばない事を知っていた泥棒がこの場所に掛かっていた橋から境内に逃げ込んだが寺男に捕らえられて寺僧に諭されて真人間に立ち直り寺からの願いで罪を許されてその後真面目に一生を過ごしたという大師の無限を物語る話として伝わる話があり、それ以来「どろぼう橋」といわれるようになったとのことです。
本堂の左側にあるのは小江戸川越七福神 大黒天が祀られている「大黒堂」で、前は車の安全祈願の場所にもなっています。
社務所の前
もとは他の場所にあったものを移築。解体して現在の場所に復元したという
県指定有形文化財・建造物の多宝塔
桜祭りの境内では屋台が並んで花見を楽しんでいる人たちがいます。
そして木の脇に立っているのは「五百らかん」への案内