天台宗のお寺 恵日山大善院(通称:東村山野口不動尊)
本堂へ向かう参道の左右には溶岩で築いた築山があって
二大童子の制吒迦童子(せいたかどうじ)と矜羯羅童子(こんがらどうじ)が迎えてくれます。
本堂には奉納された行燈が下がって
正面には左右に制咜迦童子と矜迦羅童子を従えた不動明王が鎮座しています。
本堂の右手にはある築山の脇には天台宗比叡山延暦寺の開祖傳教大師最長御尊像が立って
富士山の溶岩で出来た高さ7m程の築山には不動明王を中心に眷属の三十六童子の像が祀られて
その裏側には七福神が祀られています。
布袋さま
寿老人さま
福禄寿さま
弁財天さま
毘沙門天さま
大黒天さま
恵比寿さま
築山の麓には地蔵尊が見守る水盤のある小さな池があって
その向かいに地蔵堂があります。
堂内には赤子を抱いた地蔵尊が祀られて
堂の脇に立つ水子地蔵尊と並んで水子供養の地蔵像が並んでいます。
風が吹くとカラカラと乾いた音をたてて廻る風車
地蔵像の前には人形が供えられて
風化の進んだ人形の虚な眼は 何を見ているのでしょうか・・・