お盆

盂蘭盆会（うらぼんえ）はサンスクリット語のウラバンナ（逆さ吊り）に漢字を当てたもので、餓鬼道に落ち逆さ吊りにされて苦しんでいる母親を救う為に7月15日に多くの供物をささげて供養したのがいわれとされ、逆さ吊りにされる様な苦しみにあっている人を救う法要となり父母や先祖に報恩感謝をささげて供養をつむ日となったと云う事です。

一般には盂蘭盆会を省略して「盆（お盆）」と呼ばれ7月15日の前後に行われますが地域によって「旧暦の7月15日」「新暦の7月15日」「新暦の8月15日（月遅れの盆）」のどれかで行うことが多く全国的には新暦の8月15日が多数派の様です。

13日の夕刻には玄関などでオガラと呼ばれる皮をはいだ麻の茎を燃してその煙に乗って先祖の精霊が家に戻ってくるのを迎え、16日(15日の場合もある)には同じ場所で送り火をたいて帰ってもらいます。









このようにお盆の行事は先祖の供養の為と云う事に間違いないのでしょうが、振り返ってみると自分の中にある「先祖を供養する」と云う気持ちを満足させる為でやらなかった事で後悔したく無いと云う気持ちからの様に思います。

全ての事柄に関してそうですが自分がしている事は誰かの為では無く自分の（気持ちなどの為に）しているのだとの認識で良いのでは無いでしょうか。