おでんと歩く四国遍路 11日目 | 富士山麓の森にある小さなホテル モンターニャ おでんくんの看板犬への道

おでんと歩く四国遍路 11日目

 

 

おでんのファミリーが応援に来てくれました

ほんとうにありがたい

 

おでんの喜ぶ この風景は

僕はずーっと覚えているんだろうな

 

室戸岬まで53キロ

 

 

今日と明日で近くまで行きたいな

 

僕が一人で歩いていたときは平均40キロ歩いていたので

明日には射程距離なんですが

おでんと二人

そういうわけにはいきません

 

 

 

途中

うどんの国から~

 

 

 

メリーちゃんとマリーちゃんが応援に来てくれました

 

メリー&マリーちゃんはおでんの大叔母にあたるんですよーデレデレ音譜

 

そして、京都から~

 

龍成おじちゃんとノンノおばちゃん 

 

おじいさんのゴッドファーザー ドン・ロビン

 

嬉しいな

 

お参りするお寺もなく

ただただ室戸岬を目指す この孤独な道

このタイミングはやばいですよー

ちょっと泣いちゃいました

 

おでんも嬉しかったね

 

 

お昼は釜揚げうどん

 

 

この巡礼中は

肉 魚 卵などは食べずに回ってます

 

 

 

2年前この道を一人で歩いているときは

いわゆる般若心経の「空」について

考えながら歩いていました

観自在菩薩が

自分にかかわるすべての感覚を排除し

感覚による精神への影響をも排除していく

五蘊皆空 一切が空なのだと

 

実はそこに至った方が西洋でもう一人いる

 

デカルトだ

 

「われ思うゆえ われ在り」この有名なフレーズは

一度は聞いたことがあると思う

 

デカルトも同じくすべての自らに影響を及ぼす全てを排除して

結論を出した

こうしてすべては偽りであると考える間も私は考えている

つまり必然的に何者かでなければならぬ

そしてあの有名な「われ思う故 われ在り」と結論を出す

 

般若心経で観自在菩薩は

真逆の結論を導き出す

 

私は独立して存在しない

なにものにも影響もさせず

影響を受けることもなく

独立して存在するものはない

つまり実体がないので

考えるものではない それが「空」であると

 

そんなことをぐるぐる ぐるぐる考えて歩いていたなーなんて思い出しました

 

 

応援に、そしてお接待に来てくれたファミリーの方々

最高の一日になりました

 

僕の大好きな 宮沢賢治の「春と修羅」の小岩井農場からの一節

 

きみたちとけふあふことができたので

 

わたくしはこの巨きな旅のなかの一つづりから

 

血みどろになって遁げなくてもいいのです

 

 

 

ありがとうございました

ありがとナリ

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