僕がタフになれた、2つの気づきのうち、
「起こった事実は変えられない」
ということについてもうちょっと書いてみます。
この、全く当たり前の事実を受け入れるか、受け入れられないか、によって、
苦しみ続けるか
or
前へ進むことが出来るか
変わってくると思うのです。

例えば、
僕は8年ほど付き合ったカノジョに「(別に)好きな人ができた」と、突然捨てられてしまったのですが、
半年ほど、その事実を受け入れられず、理解することも出来ませんでした。
そんな人じゃなかった。とか、
話が違うじゃないか、とか。
相手を変えようと必死でした。
変わらないなら、相手を殺して、自分も死んでしまおう。
と思いつめたりしました。
わかるわかる。
当時の僕は、ピュア過ぎて自己中で、バカだったのです。
でも、そんな過去の自分も愛してますが (笑)
今の僕はといえば、もっとドライです。
事実は事実として、受け入れなければなりません。
実際、
どんなに誠実な人でも、どんな聖人君子でも、変わってしまう時期があります。
そういう「星回り」というものがあります。
誰が悪いということではなく、春夏秋冬、栄枯盛衰、そんなものだと。
それに相手を変えようと思うより、自分を変えるほうが簡単なのです。
カノジョが別の男を好きになったことによって、僕の将来が「どう良くなっていくのか?」
事実は変えられないけれど、その意味するところ・・・解釈は変えられるのです。
1年後、5年後、10年後の自分にとって、その分岐点があったからこそ、今の自分がある。
遡ってそう思えるような未来を作るため、納得できる解釈を見つけて、
新しい人生、人間関係、ポジション・・・を踏み出せば良いのです。