○放課後等デイサービスに求められる特別な機能
◉幅広い対象年齢の発達課題への対応
 放課後子どもプランの諸施策がおもに小学生を対象としているのに対して、放課後等デイサービスは 小学校1年生から高校3年まで(最長20歳まで)の幅広い年齢を対象としている。
 これは、障害があるために小学校高学年以降になっても留守番スキルが獲得できない、あるいは地域
で友だちと交遊できないことが多く、家庭養育を補完する必要があるためです、一方で、対象を留守家
庭に限定していないのは、障害があるがゆえの学びにくさや、そもそも遊ぶ機会の乏しさがあるために
ライフステージごとの発達課題をクリアしていくためには特別の支援や相当の配慮が継続的に必要なた
めです。したがって、年齢や発達段階に応じた活動を組んだり(グループ活動を含む)、ひとつの活動
であっても役割や課題、ねらいを分けるなどの工夫が求められます。

「障害児通所支援ハンドブック」より