映画鑑賞文/「ザ・ウォッチャーズ」 監督はあのシャマランの娘 | たろの超趣味的雑文日記〜本と映画と音楽とBABYMETALその他諸々

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M・ナイト・シャマランの娘イシャナ・ナイト・シャマランが初めて長編作品の監督を務めた「ザ・ウォッチャーズ」を劇場にて鑑賞。



広大な森林に迷い込んだ女性がたどり着いた「ぽつんと一軒家」。そこには3人の先客がおり,いずれも森で迷子になった人たちだ。奇妙なルールのもとで避難生活を送る4人は,「森に住む何者か」により毎日監視されている。特異な環境がもたらす恐怖と,隠れ家にまつわる謎。彼らは一体何者で,ここはいったい何なのか――。

真正ホラーではなく,ファンタジーテイスト強めのホラーだった。前半は密室系サスペンス,後半は人間と人間ならざるものとの交流を描いたファンタジーといったところか。

怖くもありながら,どこかハートウォーミングなエンディングは“シャマラン”の名にふさわしい。終盤に向けてスピード感が増していき,「まさか!」が連続する意外性に満ちた展開もまた“シャマラン印”。「あの父親にしてこの娘あり」を強く感じさせる。

原作小説があるということで読みたかったのだが,残念ながら日本語訳は刊行されていなかった。