映画鑑賞文/「インシディアス 赤い扉」 家族愛を描いたホラー作品 | たろの超趣味的雑文日記〜本と映画と音楽とBABYMETALその他諸々

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人気ホラー・シリーズの第5弾「インシディアス 赤い扉」をNetflixで鑑賞。日本では劇場未公開。2023年10月から各種プラットフォームで配信開始。

 


シリーズ5作目だが,ストーリー的には1作目の「インシディアス」(2010年)と2作目「

インシディアス 第2章」(2013年)の続きである。悪霊に襲われた一家の主要キャストが「あれから10年後」という設定でそのまま登場している点がエモい(坊やがイケメン大学生なっていたりする)。ダイレクトに繋がっているので,1作目と2作目の“予習”は必須である。

恐ろしい出来事を経験したあとバラバラになってしまった家族が,再び訪れた悪夢を乗り越えたことをきっかけに家族の絆を取り戻すという家族愛がテーマ。ホラーではあるが,わかりやすいホラー要素はかなり抑えめという印象だ。その点で物足りなさを感じる人もいるかもしれない(個人的にはこの路線は好きではあるが)。ホラーというよりは,むしろ幽体離脱をネタにした超常現象系のミステリアスなファンタジー作品と言った方が適切な気がする。

なお,本作と初期2作の主人公ジョシュを演じるパトリック・ウィルソンは,本作では監督を務めている。