岸田首相、自民党総裁選に立候補しないと表明 首相退任へ BBC

岸田文雄首相(67)は14日、9月の自民党総裁選での再選を目指さない意向を表面した。記者会見で、「自民党が変わることを示す」必要があると述べた。

岸田氏は、総裁選で新総裁が選出されたあと、首相を退任するとみられている。

岸田氏への支持は、自民党が汚職スキャンダルにまみれ、政府が生活費の上昇や円安と闘うなか、低下している。支持率は先月、自民党が政権復帰した2012年12月以降の首相としては最低の15.5%に落ちた。

岸田氏は記者会見で、「今回の総裁選挙では、自民党が変わることを国民の前にしっかりと示すことが必要だ」と述べた。

そして、「そのためには透明で開かれた選挙、そして、自由闊達(かったつ)な論戦が重要だ。その際、自民党が変わることを示す最も分かりやすい最初の一歩は私が身を引くことだ」とした。

自民党内では、来年秋までにある次の総選挙で、岸田氏が自民党を勝利に導くことができるのか、疑問の声が出ていた。

アナリストらは、自民党がイメージの刷新を図るなか、日本は「一世代に一度」の政治危機を迎えているとBBCに話した。

自民党では昨年12月、故安倍晋三元首相が率いていた最大派閥「清和政策研究会」の政治資金集めをめぐるスキャンダルで、2週間のうちに閣僚4人が辞任。副大臣5人と政務官1人も辞表を提出した。

検察当局は数十人の自民党議員について、収入の一部を「裏金」化していたとされる政治資金集めのパーティーを通して利益を得ていたか、捜査を開始した。

しかし、このスキャンダルに対する岸田氏の対応は世論の批判を浴び、支持率が落下した。

このスキャンダルは、過去半世紀で最も速いスピードで進行する食料品価格の高騰に、各家庭が苦慮するなかで明るみに出た。

世界第5位の経済大国の日本は、長く停滞が続いている。平均所得はこの30年間上昇していない。また、急速に高齢化が進んでいる。

経済の苦境と政治資金集めのスキャンダルが相まって、野党が非常に弱く分裂しているにもかかわらず、与党・自民党への不信感は高まっている。

岸田氏の動きは、自民党内の刷新を望む声の強さを示すものだ。ただ、総裁の交代が国民の信頼を取り戻し、党のイメージを回復できるかが課題となる。

(英語記事 Japan set for new PM as Kishida bows out as party leader)

 

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あいつがドブに捨てた国民の金がどれだけあるのか? とにかく、あのバカ面を思い浮かべると、腹が立つ。 まさに、史上最低脳の首相であり、売国、国賊の化身としか言いようがない。