Republicans accuse Biden of inciting violence against Trump 

By Al Mayadeen English 

Today 05:23

 

共和党はバイデンがトランプへの暴力を扇動したと非難

 

以下抜粋翻訳

 

共和党関係者は、ペンシルベニア州バトラーでの集会中に大統領候補のドナルド・トランプを標的にした暗殺未遂について、現職のジョー・バイデン大統領を非難している。

オハイオ州のJDバンス上院議員は、バイデンと彼の選挙運動を直接非難し、彼らが銃撃を引き起こしたと非難した。

ヴァンスによると、「バイデン陣営の中心的な前提は、ドナルド・トランプ大統領が権威主義的なファシストであり、何としても阻止しなければならないということだ」ということで、それは今日早くに暗殺未遂を引き起こした物語を表している。

共和党のマイク・コリンズ下院議員も、現大統領が以前「
トランプを銃眼の的に据える時が来た」と発言したことに触れ、バイデンがトランプの暗殺命令を出した、と非難した。 

また、
トランプからシークレットサービスの保護を剥奪する法案は、事件におけるバイデンの責任の表れだ、と考えている。

 

「民主党の指導者たちは数週間前から、ドナルド・トランプが再選を果たせばアメリカの民主主義が終わる、と馬鹿げたヒステリーを煽ってきた。極左の狂人が暴力的なレトリックで行動するのを過去に見てきたことは明らかだ。このような煽動的な暴言はやめるべきだ」とスカリーズは述べ、「これは明らかに暗殺未遂だ」と主張した。

トランプの上級顧問であるスティーブン・ミラーは、ペンシルベニア州の集会で展開された出来事について民主党を非難し、「民主党のキャンペーン・メッセージはすべて、トランプと共和党が民主主義を終わらせようとしているという卑劣で途方もない嘘だった。この巨大な嘘、この不吉な毒、このひどい憎しみと中傷は止めなければならない。止めなければならない。」とXに投稿した。

米シークレットサービスが狙撃犯を無力化


ペンシルバニアでの銃撃事件は、1981年にロナルド・レーガン元大統領が銃撃され負傷して以来、アメリカ大統領に対する初の暗殺未遂事件であったことは注目に値する。

銃撃の直後、警備員は右耳の上部を負傷したトランプ大統領を避難させることができた。側頭部に血が流れているのが見えた。

大統領候補は地元の医療センターに搬送され、検査と治療を受けた。その結果、大統領選挙陣営と側近は、前大統領が元気で健康であることを確認した。


 

*************************************************************

 

Photo Politico

 

民主党政権がトランプの身の安全の保障に熱心ではないことは確かであり、まあ米国民の大方はそう認識しているだろう。

 

この事件は、明らかにトランプ暗殺未遂事件だが、米民主党の機関紙と化している報道機関は、なかなか「暗殺未遂」という言葉をヘッドラインにはしなかった。

 

もし、狙われたのが民主党関係者だったら、もっと扇情的、かつ過激な文言がメディアのヘッドラインに踊っていただろう。

 

トランプを、困難に直面しながらも屈しなかったヒーローという図式にしたくないのは、ホワイトハウス、議会民主党、メディアに共通する姿勢のようだ。 予想されるのは、事件の些末に話題を振って、矮小化することだろう。 パターンとしては、ウクライナ紛争における本質隠しと似たような展開だ。

 

ただし、もはやネットでのリアルタイムでの情報拡散が、圧倒的にオールドメディアよりも速いために、うまく事は運ばないだろう。

 

投票集計機によほどの細工をするか、不法移民に大規模な投票をさせる等、大きな、かつリスキーなバクチに出ない限り、大統領選挙での民主党の勝ちはなくなったように思う。

 

なお、上記ニュース記事は中東のメディアの引用だ。 米国が民主党政権であれ、共和党政権であれ、イスラエル擁護であることが明確なために、米国内政治の党派的闘争については、いつも突き放した客観性があるので引用した。