Ukraine's electricity imports from EU hit record high in June 2024 

By Al Mayadeen English 

Source: Agencies Today 00:03

 

ウクライナのEUからの電力輸入、2024年6月は過去最高を記録

 

以下翻訳 by Kotaroe

 

ハンガリーはEUからウクライナへの輸出の42%を供給しており、その合計は357,100メガワット時であった。

ウクライナの分析センターDiXiグループの水曜日の発表によると、ウクライナは6月に858,400メガワット時の電力輸入を欧州連合 (EU) から受けており、これは2023年通年の総輸入量と比較して6%の増加となる。

「2024年6月、ウクライナは毎時858,400メガワットの電力を輸入した。これは2023年全体で得られた806,400メガワット/時より6%多い。さらに、これは過去10年間 (2014年までの公式データは公表されていない) で記録された最高値である」と声明には記されている。

ハンガリーはEUからウクライナへの輸出の42%を供給しており、その合計は357,100メガワット時であった。スロバキアとルーマニアはそれぞれ297,000メガワット時を輸出し、ポーランドは138,100メガワット時、モルドバは66,200メガワット時で続いた。

ウクライナの電力網運営会社、ウクレネルゴは4月、電力不足が続くと警告した。同社は、送電網を最大容量で運用する理由として、インフラの損傷を挙げた。

ウクライナの複数の地域で緊急停電が発生

 

ロシアの攻撃は、ロシアの国境地域での緊張が高まる中で行われた。また、弾薬と人員の不足に直面しているウクライナ軍にとっても重要な時期に来ている。

3月下旬、ロシア政府が複数の発電所を対象とした夜間作戦を実施した後、ウクレネルゴは3つの異なる地域で緊急停電を実施したと発表した。

同社は、「ドニプロペトロウシク、ザポリージャ、キロボグラード地域では、夕方まで緊急停電を実施せざるを得なかった」と述べた。

ロシアの攻撃を受けて、主要都市のハルキウとクリヴィー・リーではすでに制限が課されていた。

「他の地域の消費者は、慎重かつ意識的に電気を使用するよう求められる」とウクレネルゴは警告した。

 

    停電したキエフ

Photo AP

 

 

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ロシアの動きを見ていると、電力インフラの攻撃はまだまだ続きそうだ。 

 

電力なしに工業力の維持などできるわけがない。 つまり、ウクライナの自立した国家としての存在は、もはやなく、何から何まで西側に依存し、その負担は増すばかりだ。

 

ハンガリーに、これほど電力を依存しているとは知らなかった。 ハンガリーのオルバンがウクライナに対して厳しいことを言っても、悪名高い暗殺リストに載せなかった理由はここにあるんだなあ。 ハンガリーがマジに怒ったら、アウトだもんね。

 

ロシアがキエフを本気で追い詰めるのなら、通信インフラ、西側からの武器輸送インフラを破壊するはずだが、プーチンがどこまでやる気なのかはわからない。

 

また、ロシアは原発の攻撃はしないだろうから、原発から電力の供給を受けている地域は、さほどひどいことにはならないと予想している。 

 

しかし、それ以外の地域は徐々に中世の時代に戻っていく。

 

留意すべきことは

  • キエフの主張する、ミサイル、ドローンの迎撃率が本当なら、こうはならなかった。
  • ロシア領土内の民間施設攻撃、テロなどの外道行為をしなければ、こうはならなかった。
  • 西側援助からの横領着服がなければ、施設の復旧もある程度可能だった。
つまり、ゼレの直面している現実は自業自得だ。