24 Jun, 2024 22:47
Russia ‘can’t not respond’ to Crimea attack – Ron Paul
Moscow will be under tremendous pressure to do something, the former US lawmaker has said

(ttps://www.rt.com/news/599911-ron-paul-crimea-response/)

 

ロシア、クリミア攻撃に「対応せずにはいられない」ーロン・ポール
モスクワは何かをしなければならないという大きな圧力にさらされるだろう、と元米議員は述べた。

 

以下抜粋翻訳 by Kotaroe

 

米国のロン・ポール元下院議員は、日曜日にセヴァストポリ近郊の海岸をATACMSミサイルで攻撃したことについて、ロシア政府には米国に報復するよう求める国民の圧力が非常に高まっている、と述べた。

ウクライナ軍が発射した米国供給のミサイルのクラスター弾により、民間人五人が死亡し、150人以上が負傷した。死者の中には少なくとも2人の子供がいた。

テキサス州出身で引退した議員であるポールは、月曜日のロン・ポール・リバティ・レポートで、この攻撃を「ロシアに対するウクライナとアメリカの攻撃」と表現した。また、米国がキエフに長距離ミサイルを供給し、奥地への攻撃に使用する許可を与えたことで、ある種のエスカレーションは避けられない、と聴衆に力説した。

「ロシアはこれに対して何をしようとしているのか?」とポール。「彼らは親指を立てて立ち去るのだろうか? 彼らは-1日か2日は-熟考するかもしれないが、彼らは必ず何かするだろう。」

モスクワは「最小限の対応」を好むかもしれないが、ポール氏は「彼らは対応しないことはできない」と続けた。ロシア国民は単純に何かをすることを要求している、と彼は付け加えた。

ロシア外務省当局者は月曜日にリン・トレイシー米国大使を呼び、クリミアにおける「流血の残虐行為」は「罰せられずに済むことではない」と述べた。

 

ロシア国防省によると、ウクライナ軍はクリミアに5発のATACMSミサイルを発射した。ロシアの防空システムは4発の飛翔体を空中で破壊したが、5発目は損傷し、コースを外れ、混雑したビーチ上空で爆発した。

クレムリンは、ビーチの爆破事件を、ウクライナと同様にアメリカに責任のあるテロ行為だと述べている。ロシアのアナトリー・アントノフ駐ワシントン大使によると、ATACMSの発射は米国から提供された情報に基づいて行われるが、攻撃は米国の無人機が黒海上空をうろついていたときに起こった、という。

ポールと彼の共同司会者ダニエル・マクアダムスは、ミサイル攻撃はウクライナ国内でのNATOのさらなる直接関与を正当化するための意図的なエスカレーションではないかと考えた。彼らは、下院議員マージョリー・テイラー・グリーン (ジョージア州選出共和党) が月曜日に、米軍がすべきでないことだ、として攻撃を非難したことを是認して引用した。

「米軍が守るべき唯一の国境は、われわれ自身の国境だ」とグリーンはX (旧Twitter) に書いている。

ポールは政界に入る前は医師として働いていた。1988年にリバタリアン党として、2008年と2012年に共和党予備選で大統領選に出馬し、引退して平和と繁栄のためのロン・ポール研究所を設立するまで、合計23年間議員を務めた。

 

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ロン・ポールの発言は下記。

 

クリミアでは昨日、米国が供給したクラスター爆弾が海水浴客に対して使用され、少なくとも6人が死亡、100人以上が負傷した。

モスクワは、「このような行為は決して容認できない」と警告している。

これは、さらなる関与を正当化するためにロシアの反応を誘発しようとするNATOの試みなのだろうか? 次の動きは?

 

 

言っていることは、昨日私が書いたこととほぼ同じ。

 

脳みそがあって、損得勘定が出来て、彼我の軍事力と財政の相違を理解して、国際法の見識があれば、彼と同じ危惧を持つだろう。

 

米国の中でも、「これ、ヤバいでしょ!」と思っている人々はかなりいる、ということだ。

 

世界中の、米国と対峙している勢力にロシア製ミサイル、ドローンを供給されたら米軍は対応できないだろうと、私は思っている。 だって、フーシ派やヒズボラのミサイル、ロケット砲、ドローンに対抗するのにでさえ、米国製兵器は四苦八苦しているもの。

 

だから、今回の攻撃の決定者は、チェスや将棋で相手の出方を予想できないバカ、損得勘定が計算できないバカだ、という推論が成り立つ。

 

米国政府はそんなにバカなのか? あり得る。 かつて我が国には、GDP60倍以上の大国に、損得勘定抜きで無謀な戦いを仕掛けたバカがたくさんいた。 油断をすると、バカはどの国にも湧いてくる。そして国民を不幸にし、国家を破壊する。

 

歴史を振り返れば、損得勘定のできない勇ましいバカは、いつも危険な存在だ。

 

不法移民にメキシコ国境を開放する一方で、ウクライナ・ロシア間の国境を気にしているのは、かなり異常なバカだ。