Houthis target Israel’s Ashdod and Haifa 

Jun. 13, 2024

ALARABIYA NEWS

 

フーシ派、イスラエルのアシュドッドとハイファを標的に

 

以下翻訳 by Kotaroe

 

イエメンのフーシ派は、イスラエルのアシュドッドとハイファの拠点を標的に、イラクのイスラムレジスタンスとの共同軍事作戦を実施した.

 

彼らは紅海上の貨物船チューターも標的にしたと、イランと連携したグループの軍報道官ヤヒヤ・サリーは水曜日のテレビ演説で述べた。

船は衝突され、沈没の危機に直面している、とサリーは付け加えた。

グループは水曜日の声明で、「海上ドローン、航空ドローン、弾道ミサイルを使用して、紅海で、貨物船チューターを標的にした」と述べた。

海上警備会社アンブリーによると、同船はフーシ派が支配する港湾都市ホデイダの南西約68海里で攻撃された。

英国海軍が運営する英国海上貿易作戦は、船がホデイダの南西66海里で「小型船舶に船尾を強打された」と述べた。

UKMTOは声明の中で、船は水上に向かっており、乗組員の制御下にはないと述べた。

また、同船は「未知の空中発射体による2度目の攻撃を受け」、軍当局が支援していると付け加えた。

 

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       攻撃対象の港湾

 

 

 速報:イラクのイスラムレジスタンスがイエメン軍との共同作戦を初めて発表た。イスラエルの都市アシュドッドを複数の弾道ミサイルで攻撃し、港湾都市ハイファを爆発物を積んだドローンで攻撃した。

 

 

 

紅海上で攻撃された貨物船チューターの被害は、英国海上貿易局(UKMTO)が確認している。

 

 

米英軍は、イエメンへの空爆を続行している。 フーシ派のミサイル発射台を2基破壊した、などと戦果報告をしているが、実際のところはわからない。 一般人の犠牲者は、きっちり出ている。 かつてのイラク侵攻の時と同じ。

 

トラックを発射台にして、常時移動とシェルターへの格納を頻繁に行っているフーシ派のミサイル発射台を狙うのは至難の業だ。 8年間、米軍の支援を受けたサウジができなかったのだから。 デコイ(おとり)も随分あるらしい。

 

 

Houthi maritime strike capabilities - EDR Magazine

US hits Houthis with more strikes as terror group was 'set to launch  anti-ship missiles' | World | News | Express.co.uk

 

いずれにせよ、米英軍によるフーシ派の無力化は成果が上がっていない。

 

フーシ派はイラクの武装勢力との共同作戦で、イスラエルの地中海側の港湾への攻撃も始めた。 ハイファは、レバノンのヒズボラからも攻撃されている。

 

すでに紅海に面したエイラート港は、到着船舶が皆無の状態で機能していないらしいが、今度は地中海側の海上輸送妨害も行うつもりらしい。 イスラエルを経済的に干上がらせる、と言ったのは、本気だったようだ。 

 

どの程度、イスラエルが防御できるのか不明。 巡航ミサイルなら、防空システムで高確率で迎撃できるのだろうが、弾道ミサイルに対するイスラエルの防空能力は怪しい。

 

紅海での貨物船攻撃は、海上ドローン、すなわち無人艇が使われたようだ。 レーダーでの探知が難しい兵器だ。フーシ派の創意工夫と現実対応能力には驚きを覚える。

 

ところで、海外SNS上では、反イスラエル&パレスチナ擁護でフーシ派に声援を送っている米国人(特に若い世代)がものすごく多い。 まったく、複雑でややこしい時代になったと思わざるを得ない。