07.06.2024 
MASSIVE WAVE OF A RUSSIAN STRIKES COVERED UKRAINE

(ttps://southfront.press/russian-strikes-covered-ukraine/)

 

ロシアの攻撃の大規模な波がウクライナを覆った

 

以下翻訳 by Kotaroe

 

6月7日の夜、ロシア軍は後方地域のウクライナ軍と産業インフラに対して新たな大規模な複合攻撃を開始した。

攻撃は、ウクライナの大規模部隊が日常的に攻撃を受けている東部の紛争地域であるハリコフ地域への攻撃から始まった。ハリコフ市郊外での夜間攻撃の結果、ウクライナ製及びNATOから供給された外国製の軍事重装備が破壊された。

夜のストライキは、NATO諸国が海上ルートで彼らの軍事機器を供給しようとしているオデッサ地域のチェルノモルスクの南海港で目標を破壊し、ウクライナ軍は様々な海軍無人偵察機の生産と展開のための施設を持っている。

一連の爆発がポルタヴァ地域で轟いた。地元の報道によると、精密攻撃の結果、防空システムが破壊された。

ロシアのミサイルは、再びフメリニツク地方のスタロコンスタンチノフ飛行場を攻撃した。

首都キーウも攻撃を受けた。ロシアの攻撃は、おそらく別のウクライナの防空システムと軍事要員の蓄積地域であったビラ・ツェルクヴァ市で報告された。

映像は、おそらく、キエフ地域の産業インフラ施設に対するロシアの攻撃の結果として発生した大規模な火災を確認した。

ロシアの攻撃の結果は、ロシアの無人機とミサイルがすべて迎撃されたというウクライナ参謀本部のもう一つの嘘を否定するものである。

 

当夜はウクライナ軍だけでなく、ポーランドの同僚たちも多忙だった。ポーランド国防省の報道サービスによると、ポーランドの戦闘機やNATO加盟国の航空機が国境地帯のパトロールのために離陸を余儀なくされたとのことだ。

ワルシャワは、その夜の行動は激しく、国の防空システム全体が空域を監視する警戒態勢にあったと訴えた。

他方、ウクライナ軍はロシア後方地域でさらに大規模なドローン攻撃を試みた。ロシア国防省は、クリミア上空だけでなく、西部と南部地域でも少なくとも29機のウクライナ製UAVを迎撃したと報告した。

午前中、ウクライナ軍はロシア各都市の住宅地を含む攻撃を続けた。ネプチューン・ミサイルがベルゴロドに向かう途中で破壊された。さらに少なくとも3発のミサイルがロストフ・オン・ドン近郊で破壊された。

ルハンスク市もミサイル攻撃を受けた。その結果、破壊された高層ビルで数十人の民間人が犠牲になった。民間施設に対するウクライナのテロ攻撃の犠牲者の数は増加している。

 

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ロシアのウクライナ産業・軍事インフラへの攻撃は、ウクライナのロシア本土への攻撃の10倍返しの規模で継続中。

 

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4 Jun, 2024 20:06
Expect ‘years’ of power outages – Ukrainian PM
The damage from Russian airstrikes will not be repaired quickly, Denis Shmygal has warned

(ttps://www.rt.com/russia/598767-power-outages-ukraine-shmygal/)

 

停電は「何年も続く」だろうーウクライナ首相
ロシアの空爆による被害はすぐには回復しないだろう、とデニス・シュミガルlは警告した

 

以下翻訳 by Kotaroe

 

デニス・シュミガル首相は、ロシアの空爆で発電所が長期にわたって被害を受けているため、すべてのウクライナ国民が節電に慣れる必要がある、と述べた。

ロシア政府はここ数カ月、キエフのエネルギーインフラに対する爆弾とミサイル攻撃を再開しており、ロシア国防省はこれをロシアの石油備蓄や製油所を標的にしようとするウクライナの試みへの対応だ、としている。

「私たちの目標は、大企業から個人の家やアパートまで、あらゆるレベルで節約することだ。」とシュミガルは火曜日の閣議で語った。「今後数年のうちに、節約は私たちの日常生活の一部になるだろう。」

シュミガルによれば、ウクライナはこれまでに推定9.2ギガワットの発電能力を失い、損傷の修復には何年もかかるだろう、という。

ウクライナはEUからの電力輸入を増やし、残りの施設を保護するための防空網を構築し、発電を分散化することでこの問題に対処したいと考えている、と述べた。

シュミガルによると、キエフ政府は発電機やソーラーパネル、コンデンサー、コンバーターの輸入に関して、関税や官僚的障壁の撤廃を検討している。また、自家発電設備を設置する市民に融資を行う計画もある。

 

首相は、ウクライナの各地域が重要なインフラに電力を供給できる必要がある、と指摘し、「数十基のミニ火力発電所」が考えられる解決策として提案した。また、エストニアがウクライナに200メガワット規模のTPPを提案する意向であることも明らかにした。

最後に、重要なこととして、キエフはEUからの電力輸入を現在の1.7ギガワット時 (GWh) から2.2ギガワット時に拡大する意向だ。

 

ロシアがウクライナの発電能力を最初に標的としたのは、2022年10月、後にウクライナ情報機関が犯行声明を出したクリミア半島へのケルチ橋での自爆攻撃の後だった。空爆や無人機による攻撃は今年3月に再開され、ウクライナ全土の発電・配電施設が攻撃され、全地域が停電となった。

被害の見積もりはさまざまだ。ウクライナのドミトリー・クレバ外相は先月、ロシアの空爆によって送電網の半分が被害を受けたと述べた。一方、アレクセイ・クチェレンコ元インフラ相は、発電能力の約90%が破壊されたと述べた。キエフの支配地域にある原子力発電所だけが無傷で残っている。

 

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Photo AP

 

 

これね、国家の発電能力の90%を破壊されたら、戦争は継続不可能。 

 

数十の小型発電所を建設するなど、設備の購入、設置、燃料の確保と保存を、ロシア軍に妨害されないで行われるはずもなく、そして何よりも予算を考えたら、妄想の極致だ。 

 

結局、電力輸入しか頼るものがないはずだ。 その代金支払いが重くのしかかってくる。 まあゼレンスキーは、タダでくれ!と言うだろうし、それでだめなら「ツケにしろ」と言い、最後には「払うから、援助金をまたくれ」と言うのかもしれない。

 

大型犬に怯える小型犬の狂い泣きのように対露強硬姿勢を見せるエストニアの電力供給プランは、焼け石に雫一滴ぐらいの効果だ。

 

そもそも、発電能力の9割を失った国の電力需要を、他国が満たすことなど、絶対に無理! どの国に、そんな余力がある? 送電設備がロシア軍の攻撃から無事である保証は?

 

まあ、プーチンの腹積もり一つ、と言う面はある。 その気なれば、電力輸入インフラを断ち切ることなど、いつでもできるはずだが、今のところ実行していない。

 

首都キエフが頼る原発は、おそらく最後まで無事だろう。 ゼレンスキーのような外道行為は彼のキャラクターではない。 

 

今のところ、インフラを破壊してウクライナを立ち枯れにし、援助に疲弊しているNATO諸国の体力を削る戦略に、まだ変更はないように見える。

 

次第にウクライナ西部への攻撃が激化していることは、ロシア軍は西側軍事援助品が、前線に届く前に破壊する意欲を強めていることを示している。 

 

西側がウクライナ軍による西側供給兵器でのロシア本土攻撃を容認したことと関係があるだろう。 ポーランド国境付近への攻撃頻度が高くなる可能性がある。 

 

ウクライナの崩壊は加速しており、ゼレンスキー政権に来年はないように感じる。