3 Jun, 2024 16:09
Zelensky failing to win over Asian countries – WaPo
Kiev is seeking to secure support for its ‘peace formula’

(ttps://www.rt.com/news/598702-zelensky-fails-win-over-asian-leaders/)

 

ゼレンスキー、アジア諸国の支持獲得に失敗ー ワシントン・ポスト
キエフは「平和の公式」への支持を確保しようとしている

 

以下抜粋翻訳 by Kotaroe

 

ウクライナのウラジーミル・ゼレンスキーは、今月末にスイスで開催される会議を前に、彼の平和方式に対するアジア諸国の支持を集める試みにおおむね失敗した、とワシントン・ポストは月曜日に報じた。 

日曜日、ゼレンスキーはシンガポールで開催されたシャングリラ対話の年次安全保障会議に登場した。彼は、インドネシアの次期大統領であるプラボウォ・スビアントや、シンガポールの大統領兼首相であるターマン・シャンムガラトナム、ローレンス・ウォンなど、この地域の高官数人と会談した。

「私たちは、アジアにウクライナで何が起こっているのかを知ってもらいたいし、アジアに戦争の終結を支持してもらいたい。」と述べた。

しかし、ワシントン・ポストによると、キエフは「アジアでは、欧米諸国のような感情的で実存的な不安を生み出すことに失敗した。」その理由の一つは、アジア諸国が長い間、西側が「国際秩序と普遍的価値を説く」ことに懐疑的だったからではないか、と同紙は書いている。

同メディアは、シンガポール国立大学南アジア研究所のラジャ・モハン氏の話を引用し、「 (アジアの一部の) 首相府の現実主義者たちは、西側の言うことと、やることには相違があることを常に知っていたので、(西側の) レトリックを決して信じなかった」と述べた。

 

和平会議を支持する東ティモールのホセ・ラモス・ホルタ大統領は、アジアにおけるウクライナ紛争に関して連帯が欠如していることを認めている。

同当局者は記者団に対し、「グローバル・サウスの多くの国では、ヨーロッパとアメリカとロシアの戦争と見られている。部分的には、パレスチナ人に対するイスラエルの残忍な戦争に関する米国と欧州の理解不能な寛容と関係がある。」と語った。

ゼレンスキーはまた、シンガポール会議で、「中国がそれを望んでいないため、ウクライナは中国と強力なつながりを持っていない」と嘆き、北京がモスクワの手の中の「道具」になったと主張した。

スイスが主催する平和サミットには100カ国以上が代表団を派遣すると表明しているが、米国と中国はサミットを欠席するか、首脳ではなく特使を派遣する方針だ。

南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領も出席しないと、大統領府が先月タス通信に伝えた。メディアによると、ブラジルのルラ・ダ・シルバも欠場する。

 

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     人気が・・・

 

 

ゼレンスキーの猿芝居に付き合う国々は次第に減ってくるのはいたしかたない。

 

いったい、何を考えて南アジア訪問などを断行したのだろう? 国の数と人口では、ウクライナを援助するG7を中心とする西側は、それ以外の地域よりも劣る。いわゆる西側社会が、いまやマイノリティになりつつあるのだ。 そして中東、アフリカ、南アジア、中南米の国々は、一貫してウクライナ援助や対露経済制裁に非協力的だ。  

 

それは上記文中にあるように、西側、特に米英の都合の良い正義、ダブルスタンダードの正義感に辟易していることが大きい。 また、ウクライナ紛争の本質も理解されている。 ウクライナの狂信的民族優性思想を掲げたネオナチを使った、対ロシア代理戦争に加担する気などないのだ。

 

ゼレが、西側諸国でも嫌われ度が上昇している理由の一つは、「非難、罵倒、恫喝すれば、援助を引き出せる」と考えていることがあるだろう。 中国を非難すれば、中国が何かしてくれると思っているフシもあり、その愚劣さが、自分の首を絞めていることに気づいていないようだ。

 

スイスで行われる和平会議の意図が、私にはさっぱりわからない。 戦後の和平に関して最も強い発言権を持つのは、いつも勝者だ。 そうでなかったことが、世界史でかつてあっただろうか?

 

ロシアが参加しない和平会議に意義があると思っているのは、深刻な知的障害を抱えている向きだけだろう。 だから、バイデンも自分は行かずに雑魚を送り込んで、お茶を濁すのだ。

 

ところで、アジアの空気を察知して、日本も外交の方向をそろそろ変えないと、到来している多極化の時代に取り残されるぞ。