01.06.2024
U.S. ARMY SAYS HOUTHIS LAUNCHED MORE DRONES, MISSILES FROM YEMEN

(ttps://southfront.press/u-s-army-says-houthis-launched-more-drones-missiles-from-yemen/)

 

米軍、フーシ派がイエメンから、さらに無人機とミサイルを発射したと発表

 

以下翻訳 by Kotaroe

 

米中央軍 (CENTCOM) は6月1日、フーシ派 (アンサール・アッラー) がイエメンからさらに無人機とミサイルを発射した、と発表した。

司令部の声明によると、ドローン1機が紅海に墜落したが、負傷や損害はなかった。さらに3機のドローンが紅海上空で、もう1機がアデン湾上空でそれぞれ迎撃されたという。

司令部はまた、フーシ派がアデン湾に向けて対艦弾道ミサイル2発を発射した、と発表した。米軍、連合軍、民間船舶から負傷者や損害は報告されていないという。

CENTCOMは「これらのシステムは、この地域の米軍、連合軍、商船に差し迫った脅威をもたらす、と判断された。」としている。「この措置は、航行の自由を保護し、公海を米国、連合国、商船にとってより安全で安全なものにするためにとられた。」

なお、フーシ派は5月31日、その前日にイエメンで16人が死亡した米英の攻撃に対する報復として、紅海で空母ドワイト・D・アイゼンハワーをミサイル攻撃した。米国防当局者は空母が攻撃されたことを否定した。

昨年11月以来、フーシ派は、イスラエルのガザ地区における戦争と包囲に呼応して、紅海、アデン湾、アラビア海、インド洋、地中海で、イスラエルと関係のある、または米国と英国が所有する数十隻の船舶を攻撃してきた。

さらに、イスラエル最南端の都市エイラートで数十機の無人機とミサイルを発射し、イエメンとその周辺海域で米国製の戦闘用無人機6機を撃墜した。

米国と英国は1月以来、フーシ派を抑止し攻撃能力を低下させるため、イエメンのフーシ派支配地域に対して数百回の攻撃を行ってきたが、効果はなかった。

 

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空母アイゼンハワーへの攻撃は、米軍は「なかった」と言い、フーシ派は「攻撃して命中した。」と発表している。

 

フーシ派のスポークスマンによれば、「攻撃は複数の対艦弾道ミサイルと巡航ミサイルで構成され、USSアイゼンハワーに直接かつ正確に命中した」とのことだ。

 

どちらが本当のことを言っているのかは、わからない。

 

フーシ派にすれば、米軍艦の撃沈が目的ではなく、米艦隊を攻撃したという事実が重要だろう。 米艦隊ですら攻撃される海域を、攻撃対象とされる関連民間船舶は通行しようとは考えないだろうから、紅海封鎖が戦略的に機能していることになる。

 

米軍とすれば、空母アイゼンハワーが攻撃されたことを認めたくない理由はあるのだ。 米海軍の象徴である米空母打撃群を恐れずに攻撃する勢力があることは、そのこと自体が米軍の威信低下だ。

 

個人的な想像では、米空母がフーシ派に攻撃された事実はあるのだろう、と推測している。 被害があったのかどうかは定かではない。 以前は、米空母の対空システムで数発のミサイルなど余裕で迎撃できると思っていたが、イスラエルの空港がイランの弾道ミサイルを迎撃できずに滑走路に大穴があいた事実を目にすると、100%迎撃できたはずだと断言できない。

 

すでに数百回のイエメン爆撃を行ったようだが、米英海軍による「繁栄の守護者作戦」は、フーシ派の抑制がまったくできていない。 ひたすら予算の無駄遣いをしている。