2024年05月27日 07時03分共同通信
【ロンドン共同】スナク英首相は26日、Xに動画を投稿し、自身が率いる与党保守党が7月4日の総選挙で勝利すれば18歳を対象に12カ月の兵役を導入する考えを明らかにした。英国軍の上層部や議員からは軍の手薄な人員を懸念する声が上がっていた。兵役の代わりに消防や警察、医療機関での奉仕活動を選択することも可能だとした。
ただ保守党は支持率で最大野党労働党に大差をつけられており、政権を維持できるかどうかは見通せない。
スナク氏は動画で「若者はさまざまなスキルを身につけることができ、より安全な国、強い国民文化を築くことができる」と強調した。
英国では1960年に徴兵制が廃止され、現在は志願制。
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英国軍は、募集しても応募がなく、また兵役年齢層には兵役不適格な肥満、薬物中毒も多く、結果として10年間で兵員数が3割弱減った。
もっとも、英国軍の問題は兵員数だけではなく、艦船の不具合、操縦ミスによる事故多発など、全体的に士気、モラルが低下している。
予算も確保が困難になっている。
英国の仮想敵国は、第一にロシアだが、万が一にも直接の武力衝突があったら、数日で英国軍全体が崩壊するだろう。
にもかかわらず、ウクライナでの代理戦争では思いっきり無駄に軍事援助をし、キエフを焚き付け、ロシアに対してキャンキャン吠え続けているわけだが、いったい、この国はどうしちゃったの?と思わざるを得ない。
イエメンのフーシ派の紅海封鎖に対しては、米国と共に「繁栄の守護者作戦」を展開して、全く効果もなく、英海軍の存在感については皆無に近い印象だ。
何とかしなければいけないとの声は、国防省からも、タカ派議員からも上がっているが、国民意識とはかなり距離があるようだ。
世論調査では、40歳以下の成人の38%が「戦争が起きても兵役を拒否する」、21%が「行きたくないが、呼ばれたら応じる」、7%が「兵役に応じる」。18~24歳は、78%が徴兵制に反対。
兵役対象外年齢層が、どう受け止めているかのデータは持ち合わせていない。
個人的な妄想では、あのバカ首相はインドから英国破壊のために送り込まれた「草」ではないかと疑っている。今のところ、彼はミッションを着実に遂行している。
総選挙を決断しての公約ぶち上げだが、さすがにバカ過ぎる案のような気がする。
大英帝国は、陽が沈むどころか、すでに水没状態になっており、行きつく先は海底ではないか?
総選挙で保守党が大敗して、労働党政権が誕生しても、救国政権となる可能性は低いと思うが、世界の平和のためには、その方が良いかもしれない。
なんでバカ面しかできないんだろ?