ロシアはウクライナの西側同盟国の約3倍の速さで砲弾を生産しており、コストは約4分の1である
以下抜粋翻訳 by Kotaroe
スカイニュースの分析では、ロシアはウクライナの西側同盟国の約3倍の速さで砲弾を生産しており、コストは約4分の1だという。
コンサルタント会社ベイン・アンド・カンパニーがまとめたこの数字は、ウクライナ軍が直面する大きな課題を浮き彫りにしている。ウクライナ軍はロシアの全面侵攻に対抗するため、米国や欧州からの弾薬供給に依存している。
大量の砲弾が使用されたため、この戦争は当初から「火力の戦い」と表現されてきた。
これを受けて、米国や英国、その他の欧州の同盟国はそれぞれの工場での生産を拡大しようとしている。しかし、ロシアをはるかにしのぐ総合的な経済力にもかかわらず、砲弾の製造能力はロシアに遅れをとっている。
その結果、前線にいるウクライナの兵士によると、ロシアの陣地に対して1発発射するごとに、侵攻軍は約5発の砲弾を打ち返すことができるという。
不利な状況と戦いながら、ウクライナの選手たちはすべてのラウンドを意味のあるものにしようとするスキルを身につけたと語る。
「多くの場合、1、2、3発の砲弾で標的を完全に破壊することができる」と、ウクライナ北東部のハルキウ地方へのロシアの新たな侵攻と戦っている第57旅団の砲兵隊司令官コスティアンチン上級中尉は述べた。
しかし、ウクライナ軍はまだより多くの物資を必要としている、と司令官は述べた。
「我々はロシア人を抑え続けなければならない...そして、彼らが奪おうとする土地の1メートルごとに、彼らに何百人もの命を犠牲にさせなければならない」。
砲弾不足のため、防衛に当たる兵士はトレーニング中にふりをしなければならない
公開されている情報を基にしたベイン・アンド・カンパニーの砲弾に関する調査によると、ロシアの工場では今年、約450万発の砲弾を製造または改修すると予測されている。これに対し、ヨーロッパ諸国と米国では合計約130万発が製造されている。
コストについては、北大西洋条約機構 (NATO) 加盟国が生産するタイプの155ミリ砲弾の平均生産コストが約4,000ドル (3,160ポンド) としたが、国によって大きく異なるとした。これに対し、ロシア軍が使用する152 mm砲弾の製造コストは約1,000ドル (790ポンド) と報告されている。
ウクライナが直面している多くの軍需品不足は、大砲の問題だけではない。
スカイニュースはウクライナ東部で、英国からウクライナ軍に最初に提供されたN-LAW対戦車ミサイルの使い方を学んでいる新兵のグループを訪問した。
物資が不足しているため、訓練では発射するふりをしているだけで、実際に使うのは戦闘時のみで、在庫がある時だけだという。
第5旅団の偵察大隊で新兵の訓練をしていた「ボルト」というコールサインの兵士は、「NLAWが不足しており、もっと必要だ」と話した。
兵器を組み立てた英国の工場労働者へのメッセージはあるかとの質問に対し、ボルト氏は「西側のパートナーの支援に感謝したい。しかし、可能であれば、彼らがより多くのNATO軍需品を提供してくれれば非常にありがたい」と述べた。
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いわゆる軍事費(ドル建ての)の比較のみで、軍事力を語るナンセンスがここにある。
自国武器弾薬の製造コストが敵の4倍で、生産量が敵の1/3ならば、戦争は持続不可能だ。
その現実を認めようとしない低能が現在のG7の首脳だから、頭が痛いのだ。どうして西側各国の国民は、今のようにバカばかり政治家に担ぎ上げたのだろう?
この状態で、ウクライナで代理戦争を継続すれば、武器弾薬不足を兵士の数でカバーしようとする非人道的消耗戦になるのは論理的帰結であり、実際にそうなっている。
武器弾薬が不足する前線に送り込まれた兵士の運命は悲惨だ。 被害は増大の一途で、新兵補充は必須だ。 だからウクライナは徴兵対象を拡大し、対象となる男性層は隠れたり、国外に逃亡する。
労働人口は激減し、経済活動は急激に縮小し、ウクライナの国家崩壊は容赦なく進む。
そしてやはり、マッドマックスの世界に向かう。
ババアだけの山賊集団
From Mad Max Fury Road