FAA reveals flaw in another major Boeing plane that could result in fuel tank exploding 

By Katherine Donlevy 

 Updated May 22, 2024, 10:40 p.m. ET

 

FAA(米連保航空局)、ボーイングの別の主要航空機に燃料タンクの爆発を引き起こす可能性のある欠陥を明らかにする

 

以下抜粋翻訳 by Kotaroe

 

さらに別のボーイング社製航空機に、機体全体が炎上する可能性のある致命的な欠陥があることが判明した。

FAAが3月に公表した規則案によると、777型旅客機の燃料タンク付近の電気絶縁が不十分であることが判明した。

この状態に対処しなければ、燃料タンク内に着火源が発生し、火災または爆発を引き起こす可能性がある。」と耐空性指令書は述べている。

致命的となる可能性のあるこの事故は、77–200、–LR、–300、–300ER、および777Fシリーズの米国全土にある300機近くのボーイング航空機に影響を与える。

古いジェット機ではあるが、ボーイング777は世界中で一般的に使われている。特にアメリカン航空とユナイテッド航空が使っている。そして今週シンガポール航空のフライトで6,000フィートの高さから墜落し、数十人が負傷し73歳の男性が死亡したあの巨大なツインジェットである。

ボーイングがこの脆弱性をFAAに報告した後、FAAはこの問題を修正するための提案を行った。この修正には、影響を受ける米国登録航空機292機すべてに対して総額1400万ドルの費用がかかる、としていた。

FAAの広報担当者は声明で、「FAAが2024年3月に発表したAD案では、中央の燃料タンクの部品に電気的な接合と接地を施す必要がある。それは、ボーイング社が2023年11月の警告速報で説明したようなサービス活動を義務化することになる。」と述べた。

ボーイング自身が問題の解決に責任を負うことはなく、ツインジェットを所有するオペレーターと航空会社が負担を負うことになる。

具体的には、機体を約90時間点検した後、中央、左右の燃料タンクの一部にテフロン製のスリーブやキャップを取り付ける。

 

この修理提案は、FAAが2017年に同様の指示を出し、より多くの777モデルに対して「可燃性燃料との組み合わせによる、故障電流や落雷の際のメイン燃料タンクと中央燃料タンク内のアーク発生を防ぐ」という同様の指示を出した後に行われた。蒸気が発生すると、燃料タンクが爆発し、その結果として飛行機が失われる可能性がある」と書類には記載されている。

FAAは3月にこの問題を報告し、ボーイングに5月9日までに回答するよう命じた。これが採用された場合、ボーイングには60カ月もの修理期間が与えられることになる。このタイムラインは、脆弱性が差し迫った問題ではないことを示している。

「我々はFAAの規則制定案の通知を認識しており、以前にこの件で777の運航会社にガイダンスを出していた」とボーイングはブルームバーグに語った。

「私たちは、そのガイダンスを義務化するというFAAの勧告を全面的に支持する。」

水曜日の夜、ボーイングの広報担当者はポスト紙への声明で、「これは飛行の安全性に関する差し迫った問題ではない。 現代の民間航空機には、電磁的影響に対する保護を確保するために、複数の冗長性が設計されている。777型機は30年近く運用され、39億人以上の乗客を安全に運んできた。」と述べた。

ボーイングは、1月に起きたアラスカ航空の飛行中にドアプラグが破裂する事故など、航空機のさまざまな問題でここ数カ月、厳しい監視の目にさらされている。

1月5日の空中での失敗の後、連邦航空局はボーイングとサプライヤーのスピリット・エアロシステムズに対する監査で「容認できない」品質管理の問題を発見した。

 

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Photo Daily Mail

 

 

日本国内報道では、ボーイングの欠陥についての報道が、驚くほど少ない。 海外と全く違う。

 

こういうニュースを読むたびに、嫌な気持ちになる人はものすごく多い。 私もその一人だ。

 

「確率的には・・・」などと知ったかぶりの与太話をする人がいるが、自分が身の危険を感じるトラブルに直面したら、二度と「救いにならない能書き」を口にしないだろう。

 

また内部告発者が出てくるかなあ? すでに告発者が二人死んじゃったからなあ。 さすがに、みんなビビッてダンマリかなあ?