13 May, 2024 14:52
Ukraine failed to create defensive lines in Kharkov Region – BBC
“The Russians just walked in” to territory held by Kiev’s troops, a Ukrainian soldier told the broadcaster

( ttps://www.rt.com/russia/597516-ukraine-kharkov-defenses-volchansk/)

 

ウクライナ、ハリコフ地域での防衛ライン構築に失敗 ー 英BBC
キエフ軍が保持している領土に「ロシア人が入ってきた」とウクライナの兵士は放送局に語った

 

以下抜粋翻訳

 

ロシア軍がハリコフ地域に進軍しているのは、ウクライナが同地域で適切な防衛体制を構築できていないためだ、とBBCがウクライナ兵の話として報じた。

ロシアはここ数日、ハリコフ地域で「小さいが重要な」利益を上げている、と英国BBCは月曜日の記事で報じた。また、ウクライナは、国内外の情報機関からの繰り返しの警告にもかかわらず、侵攻に対する「準備ができていない」ようだ、と強調した。

ウクライナの特殊偵察部隊の司令官、デニス・ヤロスラフスキーは「
最初の防衛線がなかった。私たちはそれを目の当たりにした。ロシア人が入ってきた。地雷原もなく、平然と歩いて来た。」と語った。

BBCによると、
ヤロスラフスキーは、ロシア兵の一団が何の障害もなくウクライナのハリコフ地域へと国境を越える様子を撮影したドローン映像をジャーナリストに見せた。

前線に沿って防御施設が設置されたというウクライナ当局者の主張は誤りであることが判明した、と彼は述べた。

怠慢か汚職のどちらかだ。失敗ではない。これは裏切りだ」とヤロスラフスキーは語った。

ロシアの前進は、ほんの2、3日で「約100kmのウクライナ領土を飲み込んだ」とBBCは伝えた。以前は、ロシアは「ウクライナの東部で」同じ進展を達成するのに 「数ヶ月 」かかっていた、とBBCは主張した。

ハリコフ地域は数カ月間、ロシアのベルゴロド地域に対するウクライナの越境攻撃の基地となっている。その距離の近さは、ウクライナ軍が複数のロケット発射システムでロシアの都市を定期的に砲撃することを可能にしている。

ロシアのプーチン大統領は3月、国境地域への攻撃を防ぐため、キエフ支配地域に「防疫線の設置」をロシア政府に義務付ける可能性がある、と示唆していた。

 

 

 

13 May, 2024 10:14
Kiev replaces key commander amid Russian advance – media
The reported dismissal was linked to Moscow’s operations in Kharkov region

(ttps://www.rt.com/russia/597500-ukraine-replaces-key-commander/)

 

キエフ、ロシアの進撃で指揮官交代 ー 現地メディア
発表された解任は、ハリコフ地域でのモスクワの作戦に関連していた

 

以下抜粋翻訳 by Kotaroe

 

ロシアがハリコフ市に向けて進撃を続ける中、ウクライナ軍は上級司令官を交代した、と地元メディアが月曜日に報じた。

ウクライナ第2の都市は同国北東部に位置し、ハリコフ作戦戦術グループによって防衛されている。先週末、RBK-ウクライナは、部隊が所属するホルティツァ作戦戦略グループを引用して、軍指導部は部隊の指揮官ユーリー・ガルシュキンを交代させることを決定したと主張した。ガルシュキンは4月初めにこのグループの責任者に就任していた。

後任にはミハイル・ドラパティ旅団長が選ばれたという。この高官はまた、ウクライナ軍の大規模な再編の中で2月に就任した参謀本部副議長の地位にとどまる。

国防省の声明と現地の報告によると、ロシア軍は先週金曜日以来、ハリコフ地域の多くの村を確保している。ウクライナのゼレンスキー大統領は、戦場が「グレーゾーン」から「戦闘ゾーン」に移行している、と表現した。

ニューヨーク・タイムズ紙は日曜日に、
ハリコフへの脅威と住民の流出の可能性は、「ウクライナ人とその同盟国の士気を低下させる可能性がある」と警告した。「2年経っても、何十万人もの犠牲者と何十億ドルものお金を費やしても、ほとんど変わっていないとの印象を与える」可能性があるという。その結果、キエフは「ロシアと休戦交渉をしなければならない」という圧力を受ける可能性がある、と報じた。

 

 

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Photo Sky News

 

防衛ライン構築に使うはずのお金をごっそりと横領・着服し、使用されるべき資材を横流しした人間たちが上層部にいる。

 

敗色濃厚で、国家が危機に瀕していても、最後の最後まで「くれくれ詐欺」を完遂しようとする根性は他では類を見ないもので、カンドー的ですらある。 なるほど、筋金入りの腐敗国家だ。

 

前線で防衛に当たる兵士達は、絶望感しか持ち得ないでしょうな。 積極的にロシア軍に降伏する兵士が増えるでしょう。

 

最近のウクライナ軍の戦術は、ロシアの3倍返し、往々にして10倍返しもある報復攻撃を考慮すれば行うべきではない、やらない方が良い攻撃を実行して、予定調和的に報復されて甚大な被害を被ることが多い。

 

最初は、ウクライナ人優性思想のネオナチの狂気が為せる業かと思っていたが、もしかすると、軍事教官、軍事顧問の名目でウクライナ軍に参加している西側軍人の発想によるものかもしれないと考え始めた。 「ロシアに取られる前に、何も残らない焦土にしてしまえ!」との考えが根底にあるのなら、説明がつく。

 

但し、さすがにキエフの凄まじい腐敗にはあきれているだろう。 

 

以前と違って、最近は米NYT、英BBCなどのオールド・メディアでもウクライナの実態を報道することが増えている。 これは、納税者に「ウクライナは援助が無駄なブラック・ホール」との印象を与えることになり、メディア・リテラシーが低く、騙され続けていた人々の認識を変えることに繋がる。

 

NYTやBBCのような国家プロパガンダ機関の姿勢の変化は、何を意味しているのか、考えて、想像することは大切だ。 なぜなら、どのみち日本の報道は周回遅れで、世界の動きについていけないから。