米消費者センチメント急低下、インフレ期待上昇-ミシガン大調査 Bloomberg
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5月の消費者マインド速報値は77.2から67.4に-6カ月ぶり低水準
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1年先のインフレ期待は3.5%に上昇-6カ月ぶり高水準
5月初旬における米消費者のセンチメントは6カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。短期インフレ期待は上昇。雇用市場への懸念は高まった。
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センチメント悪化は年齢、所得、学歴を問わず幅広く見られ、高金利を巡る懸念の高まりも反映している。労働市場は過去1年にわたって経済成長をけん引してきたが、今回の調査で示された厳しい見方は減速のさらなる証拠となった。
ミシガン大の消費者調査ディレクター、ジョアン・シュー氏は「過去数年間、堅調な個人消費を支えてきたのは主に家計所得の力強さだったため、労働市場の見通し軟化は懸念材料だ。こうした状況が続けば、消費者の支出意欲は減退するかもしれない」と発表文で指摘した。
耐久財の購入意欲を示す指数は1年ぶりの低水準に下がった。
シュー氏は「さらに悪いことに、今月は金利見通しが大幅に悪化。消費者はこの痛みが続くと予想している」とし、「今後1年間に金利が低下すると予想する消費者の割合はわずか4分の1に減った。4月には32%だった」としている。
5月の現況指数は68.8、期待指数は66.5にそれぞれ下がり、どちらも6カ月ぶり低水準。現在の家計状況に関する見方と短期および長期の景況感も悪化した。
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一昨年まで、パウエルもイエレンも、インフレになると思っていない、とチホー的な発言を繰り返していた。
米経済は力強い、消費が落ち込む予兆はない、ソフトランディングが可能と、今年になってもずっと言っていた。
結局、債務の増大によりもたらされた好景気は、そのツケを払う時が来る、という当たり前のことが起きている。
9.8ポイントの下落は2021年8月以来最大
出典 Zero Hedge
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