26 Apr, 2024 12:04
Russian forces strike train carrying Western weapons – MOD
The attack took place in Russia’s Donetsk People’s Republic, according to the Defense Ministry

(ttps://www.rt.com/russia/596624-train-military-weapons-ukraine/)

 

ロシア軍、西側兵器を搭載した列車を攻撃ー国防省
国防省によると、攻撃はロシアのドネツク人民共和国で行われた

 

以下翻訳 by Kotaroe

 

キエフ国防省は、ロシア軍が西側支援国からウクライナ軍に供給された軍装備品を運ぶ貨物列車を攻撃した、と発表した。

合同攻撃には航空機、ミサイル、大砲が含まれていたと、同省は金曜日に声明で述べた。

「 (ロシアの) ドネツク人民共和国のウダチノエ集落地域で、西側の武器と軍装備品を積んだ列車が攻撃された」と付け加えた。

ウダチュノエ (英語で「幸運」と訳される) は共和国西部に位置する。

ウクライナ第67機械化旅団の人員と装備は、ウクライナのハリコフ地域のバラクレヤ地区にある鉄道貨物駅でも攻撃を受けた、と同省は述べた。

声明によると、ロシア軍は過去24時間で、米国製のM777榴弾砲五台、米国製の105mm軽量曳航榴弾砲二台、米国設計の対火器レーダーAN/TPQ-50、英国製のFH-70榴弾砲などを破壊した。

キエフへの追加610億ドルの軍事支援を推し進めようとするジョー・バイデン大統領の試みに米議会の共和党が抵抗したため、西側の援助の流れはここ数カ月で激減していた。秋から続いていた対立は、今週初めに議員が法案を可決し、バイデン氏が署名したことで解消された。

NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は水曜日、アメリカとEUからの援助の遅れが戦場での「結果」につながったと述べた。ウクライナ軍は「ロシアが前線で前進することを可能にした。」と語った。しかし、ストルテンベルグは、「ウクライナが勝利するには遅すぎることはない。より多くの支援が得られるからだ」と主張した。

 

キエフへの武器供与は、ロシアの軍事目標達成を妨げるものではなく、戦闘を長引かせるだけで、NATOとの直接対決のリスクを高める可能性がある、と繰り返し警告している。モスクワの当局者によると、ウクライナ軍への武器供与、情報共有、訓練は、西側諸国がすでに事実上の紛争当事者になっていることを意味する。

 

************************************************************

 

Photo TASS

 

紛争勃発以降、ロシア軍による鉄道車両攻撃のニュースがなかった(少なくとも、私には記憶がない)。 鉄道の変電所などへの攻撃はあったが、鉄道そのものの破壊、鉄道車両の破壊を、プーチンは控えていたと想像している。

 

西側からの軍事援助を止めるためには、欧州・ウクライナ間を無済む鉄道を完全に破壊するのは効果的だ。 しかし、ロシア軍は実行しなかった。 ミサイル、ドローンを使用すれば、いつでもできたはずなのに。 

 

行わなかった理由は、鉄道網の破壊はウクライナ国民生活の必要物資供給の遮断になりかねず、それをプーチンは嫌ったのだろうと想像している。

 

今回の攻撃は、ロシアの戦略の変更の兆しかもしれない。 攻撃は車両のみで、位置は東部の前線に近い場所で起きた。 同様の事が中部、西部でも発生すれば、戦略が変更されたことが実証される。 

 

モスクワ近郊テロ、ロシア本土内への攻撃が起きてから、ロシアの攻撃対象は、電力インフラ、通信インフラ(一部)と拡大してきている。

 

西側の考え方は、自分たちがエスカレートしても、ロシアが忍耐する、との前提に立っているようだが、たぶんそれは間違いだ。

 

西側から派遣された傭兵、西側からの軍事援助物資の排除が進みそうな気配がある。