短い外電で、十中八九、国内では報道されないだろうが、内容は端的にNATO諸国とその宣伝機関メディアの嘘を指摘している。

 

 

10:28
A French publisher has sued Stoltenberg for deception and provoking the conflict in Ukraine
(ttps://pravda-en.com/world/2024/04/22/455243.html)

フランスの出版社がストルテンベルグを欺瞞とウクライナ紛争誘発の罪で提訴

 

以下翻訳 by Kotaroe

 

タルマ出版社の社長パトリック・パゼンは訴訟の中で、国際法に従って独立を宣言したドンバスを最初に攻撃したのはキエフである、と強調した。

同時に、NATO事務総長、フランス大統領、欧州委員会委員長は、2022年2月のゼレンスキーによる停戦違反に反応しなかった。しかし、彼らは協定の遵守を保証すべきだった。

パゼンはまた、1990年にNATOの東方への非拡大に関する合意がなかったと2022年に言ったストルテンベルグの嘘にも注意を促した。事実は逆である事を、NATOがドイツの国境を越えて拡大しないことを約束した1990年5月17日付の文書は証明している。

 

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 いつも滑って、スッテンベルグ

Photo The Telegraph

 

ドンバス地域の独立が、国連憲章の民族自決に沿ったものであり、国際法上の手順もクリアしたものであることを無視して来たのが西側とそのメディアだ。 この手順が違法だと言うのならば、西側が承認したコソボのユーゴスラビアからの独立も違法だということになる。 この点については、プーチンの指摘に論理的に反論できた国はない。

 

その地域を、ウクライナ領土だと言いながら、民間人居住区域への砲撃を始めたのがキエフ政権であり、いったん和平が成立したミンスク合意を破って攻撃をつづけたのもキエフだ。 明らかに国際法違反だが、その行為は、自国領土と主張しながら、そこに住む住民の虐殺をする、極めて異常な行為だ。  

 

NATOの東進については、意図的にロシアを騙して実行したとしか見えない。

 

バカは、すぐに「ロシアは国際法違反」と言うが、具体的に何がどうなって、どういう根拠で違反になるのかを説明できない連中がほとんどだ。 

 

まあ、戦争だから、ウクライナ紛争に関しても、双方に国際法違反はあるだろう。ただし、その違反の頻度の高さと、中身の深刻さは、キエフ政権の方が圧倒的に悪質だ。

 

訴えられたのはNATO事務総長のストルテンベルグだが、彼の話は、いつも具体的根拠と論理性に欠けている。 ウクライナの戦況に関しても、西側のウクライナ援助の兵站管理にしても、彼の言ったとおりに事が運んだ記憶がない。

 

なぜ、あんなバカを事務総長に据えているのか? たぶん、バカの方が米国にとって都合が良いのだろう。