10 Feb, 2024 06:24
Oil boss warns of impending supply shortage
The energy market is out of balance right now, according to Occidental’s Vicki Hollub
(ttps://www.rt.com/business/591941-global-oil-supply-shortage-warning/)
石油会社社長、供給不足を警告
オクシデンタルのヴィッキー・ホラブによると、現在のエネルギー市場はバランスを欠いている
以下翻訳 by Kotaroe
米エネルギー会社オクシデンタルのヴィッキー・ホラブ最高経営責任者は今週、CNBCとのインタビューで、世界の石油市場は2025年末までに供給不足に直面すると警告した。
現在生産されている石油の約97%は20世紀に発見されたものだが、過去10年間の原油生産量の半分以下しか代替されていないという。
「数年後には供給が非常に不足する状況にある」 とホラブは述べ、石油市場は現在、米国、ブラジル、カナダ、ガイアナでの記録的な生産に牽引される供給過剰を特徴としていると指摘した。中東で紛争が続いているにもかかわらず、この余剰が原油価格を抑えている、と彼女は考えている。
現在の供給過剰にもかかわらず、ホラブは2025年末までに需要が供給を上回ると予想している。「今は市場のバランスが崩れてるが、これも短期的な需要の問題だ。」と彼女は言った。
一方、OPECは先月、世界の石油需要が2025年に日量185万バレル増の日量1億621万バレルとなり、非加盟国の原油生産の日量130万バレル増を上回るとの見通しを示した。CNBCによると、OPECが現在の減産を断念して増産しない限り、供給不足に陥る見通しである。
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石油業界の事を詳しく知っているわけではないが、たぶん、最初に枯渇の兆しが鮮明になってくるのは米国のシェール勢ではないか？ だって、新規油田の開発していないから。
今後、産油国に嫌われるようなことを慎んだ方が良い。米英に右倣えで、UNAWA（国連パレスチナ難民救済事業機関）への資金拠出を停止したり、ハマスに制裁を課したり、パレスチナの国家承認をしていなかったり、そして何よりも対露経済制裁を継続していたり・・・。
昨日UPしたアラブ諸国の世論調査では、イスラエル擁護側の国々への圧力として、石油輸出をツールとして使うべきだとの意見が11%あった。 そのような民意が拡大していった日には、日本はエライ目に合いかねない。
イデオロギーや宗教など二の次で、損得勘定優先の思考が、国の安泰に直結する。
原油価格は、今、微妙。
反発しても、すぐに上値を抑えられそうだし、もう一段の下値模索に行っても、さほど安くはならないように見える。
雲のねじれが迫っているから、その辺りで何らかの転機が来るのだろう。