バレる時が来ちゃったなあ。 

 

 

米連邦準備理事会は昨年、過去最大の1143億ドルの営業損失を計上した。この損失は、すでに巨額となっている連邦政府の赤字に拍車をかけ、国債のより大規模な入札が必要になった。

 

 

脳みそがあれば、こうなることはわかっていたはずだ。

 

そして、国債の大幅増発をすれば、米国債価格の下落と長期金利の上昇に結び付くだろうことも。

 

国債価格と国債金利のチャートを眺めると、私は米国政権幹部、議会そしてFRBの見識を疑わざるを得ないのだ。

 

 

米長期国債ETF長期

 

米30年国債金利

 

 

これは、様々な影響を考慮する必要がある。

 

例えば、ドルの信認の低下とそれに伴うインフレ懸念と予算の圧迫、すでに債務利払いが国防費を上回っている状況に加え、さらなる債務拡大下での軍備増強の困難さ、ウクライナとイスラエル支援の限界等々。

 

中東シリアとイラクの米軍基地は親イラン組織に日々ボコボコ攻撃されて、超貧乏国イエメンのフーシ派なら叩けると攻撃したら、相手は全然めげないで反撃してくる。

一機200万ドルのトマホークを150発、3億ドルも無駄遣いした。 算数ができるフーシ派の幹部は、「バカみたい」と思っているに違いない。 

 

思うのだが、ロシア、中国、イランはもちろん、世界の過半数の国家リーダーは、米国の債務破綻状況を冷静に、冷酷に見つめているだろう。 

 

もちろん、全然わかっていないバカもいる。

 

 根っからのバカ、根バカはへらへら

Photo Bunshun Online