以下は米国発のニュースだ。
Hospital sees 30% rise in seriously wounded Ukrainian soldiers, says doctor
Tue, 9 January 2024 at 11:54 pm GMT+9
Yuriy Lutsenko Ukrainian politician
病院では重傷を負ったウクライナ兵が30％増加している、と医師は言う
以下抜粋翻訳 by Kotaroe
ウクライナ最大の外傷病院の1つで治療を受けている重傷兵士の数は、ここ数週間で30%も増加した、とそこの主任医師は述べた。
戦闘から車で数時間のドニプロ市にあるメチニコフ病院は現在、毎日40人から100人の重傷者を受け入れており、彼のチームは24時間の間に50人から100人の外科手術を行っている、とセルギイ・リジェンコ医師はABCニュースに語った。
これらの処置の多くは切断である、と同氏は述べた。
ロシアの全面戦争が始まって以来、メチニコフの医療チームは約3,000人の兵士の手足を切断した、とリジェンコは語った。
ウクライナ政府は、ロシアが約2年前に本格的な侵攻を開始して以来、死傷した兵士の総数を公表していない。
しかし、ウクライナの元検事総長が今週末、ウクライナのテレビで主張したことで、戦争でウクライナ人の犠牲者が増えているとの噂の証拠が補強された。
ユーリー・ルツェンコは、現在、毎月約3万人のウクライナ軍が死亡または重傷を負っており、戦争での負傷者と死亡者の合計犠牲者数は約50万人であると主張した。
ウクライナ政府は間もなく、新たな軍事動員の波を発表すると予想されており、ルツェンコ氏は、ウクライナ国民に状況の深刻さを伝えるために、死傷者数を公表すべきだと主張した。大量の新人が必要な理由を説明するのに役立つだろう、と彼は言った。
ルツェンコの主張に対するウクライナ国防省からのコメントはなく、ウクライナ人犠牲者の推定値の発表を控えているにもかかわらず、欧米とウクライナの当局者はここ数カ月、戦争におけるロシア人犠牲者の方が多いと常に主張している。11月の記者会見で、西側当局者は30万人から40万人のロシア兵が負傷し、死亡したと推定していると述べた。
秋以降、ロシアは戦場での主導権を取り戻そうとしており、前線の東部で徐々に前進している。
ウクライナの兵士によると、ロシア軍は現在、ウクライナの無人機に対抗するための優れた技術だけでなく、殺傷力の高い無人機の数と種類など、重要な利点を持っている。
ウクライナへの米国の軍事資金が枯渇する中、ウクライナ当局者は、間違いなく戦争で最も重要な弾薬である砲弾の在庫が少なくなっていると警告した。
対照的に、ウクライナ当局者によると、ロシア軍の砲弾の備蓄量ははるかに多く、ロシア軍はウクライナの前線部隊を撃破することができた。
ドニプロのメチニコフ病院で手当てを受けているもう一人の重傷兵士ヴィタリーは、 「 (ロシア軍は) 軍需品に無制限にアクセスできるようだ」 とABCニュースに語った。
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Photo VOA
このニュースの文脈は、「だから停戦したほうが良い」という主旨ではなく、「だから、もっと動員が必要だ。もっと西側の支援が必要だ」との主張の裏付けとして書かれている。
つまり、西側のプロパガンダも限界に達し、徐々に真実に近いデータを提示せざるを得ない状況に追い込まれている。
ただし、ウクライナの死傷者数50万人という数字も、まだ過少報告だと私は思っている。 死者数だけで40万人前後、傷病者を含めると100万人を超していると想像している。 そうでなければ、軍隊の平均年齢が40歳以上にはならないし、50歳以上の追加動員などするわけがない。
ゼレンスキーは、ウクライナを守っているのではない。 就労可能人口を思いっきり削って、国の経済の破壊を進めているだけだ。