上川外相、ウクライナ訪問 要人と会談、支援継続強調(共同通信) 

2024/1/7 11:44

 

外務省は7日、上川陽子外相がウクライナを訪問したと発表した。事前の対外公表はしていない。首都キーウ(キエフ)でクレバ外相ら政府要人と会談する。ロシアによる侵攻が長期化し、国際社会の支援疲れが表面化する中、支援を続ける日本の立場を改めて強調する。

 

昨年9月の外相就任後、上川氏のウクライナ訪問は初めて。ポーランドから列車で入国した。ゼレンスキー大統領への表敬訪問も模索している。

 

上川氏は日本を5日夜に出発。6日に最初の訪問国ポーランドでノワツカ教育相と会談し、ウクライナ支援の協力で一致した。18日まで欧米とトルコを歴訪する。(共同)

 

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年末のニュースと並べて見ると、いつも通りに周回遅れの日本の外交センスが浮き彫りになる。

 

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EU、ウクライナ7.7兆円支援策で合意できず-ハンガリーが阻止 Bloomberg Jorge Valero、Michael Nienaber、Ania Nussbaum 

更新日時 2023年12月15日 22:45 JST

 

抜粋

 

欧州連合(EU)が計画していたウクライナ財政支援パッケージを、ハンガリーのオルバン首相が阻止した。西側のウクライナ支援が揺らぎつつあるとの懸念をEUは払拭できず、議論は来年初めへと持ち越されることになった。

 

EUは14日、ウクライナの加盟交渉開始で予想外の合意を果たし、同国に重要な政治的勝利をもたらした。だが、500億ユーロ(約7兆7500億円)規模の支援パッケージを巡る交渉は、加盟27カ国中26カ国が支持しているにもかかわらず依然停滞している。

 

加盟国はハンガリーのオルバン首相の同意を取り付ける方法を引き続き模索する。加盟国がEUの予算手続きを通さずにウクライナに資金を送る案などが次善策になるかもしれないという。

 

米 ウクライナへの追加軍事支援発表 今後は予算枯渇か NHK

2023年12月28日 9時54分

 

抜粋

 

アメリカ政府は最大で2億5000万ドルにのぼることし最後となるウクライナへの追加の軍事支援を発表しました。ただ、与野党の協議がまとまらないなか、政府高官は年内の支援を最後に、軍事支援の継続に必要な予算が枯渇するとの見通しを示していて今後の支援の先行きが不透明となっています。

 

議会では与野党の協議がまとまらないことから、軍事支援の継続に必要な緊急予算が承認されておらず、ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は、年内の支援を最後に予算は枯渇するとの見通しを示しています。


ただ、年明けも議会で緊急予算が承認される見通しはたっておらず、ウクライナの最大の支援国であるアメリカの支援の先行きが不透明となっています。

 

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見えてくるのは、米国は敗色濃厚なウクライナ紛争が大統領選でバイデン当選に向けた有効な支援材料とはなりそうもないことで見切りをつけ、ウクライナの面倒を同盟国に押し付けようとしている流れだ。

 

欧州はハンガリーの反対でウクライナ追加支援が決定できないという図式になっているが、建前はともかく本音ではハンガリーに同調している国々がある。 EU全体ではなく、加盟各国が個別に支援をする方法に切り替わった場合、結果として、話が違うということになるだろう。 つまり、賛成したはずの26か国の足並みが揃わない、ということになる可能性が高い。 国内の台所事情が、その理由だ。

 

すでにウクライナが抱えた負債は、間違いなく今後100年間、深刻な重荷としてウクライナにのしかかる。国民の半数は海外に逃げ、人口動態からも、残された領土からも、ウクライナの経済発展など悪い冗談に過ぎないことは、脳みそがあればわかることだ。 ウクライナは、世界でも稀に見る財政破綻国家であり続けるだろう。 

 

その破綻国家の借金の保証人に日本がなった。 国賊首相の決断だ。 そして、米国、そして欧州の国々が徐々に支援を減らし、止め、逃げる準備をしている時に、声高に「支援継続」を叫ぶズレっぷりが凄まじい。

 

世界に冠たる腐敗汚職大国ウクライナのブラックホールに、日本のお金が消えていく。

 

 

 

ウクライナに金突っ込め! ワン♪