今、自らの苦境を打破するために戦火の拡大を望む政治リーダーは、イスラエルのネタニヤフとウクライナのゼレンスキーであることは何度も指摘して来た。

 

極悪、陰湿、外道と三拍子揃った悪人がやることは、ある意味でパターン化している。 歴史上、枚挙に暇がない。

 

 

イランで爆発、約100人死亡 殺害司令官の墓近辺 「テロ攻撃」と当局 ロイター編集

2024年1月4日午前 5:11 GMT+9

 

[ドバイ/モスクワ 3日 ロイター] - イラン南東部ケルマンで3日、爆発が2回あり、エイノラヒ保健相によると、95人が死亡、211人が負傷した。政府当局者は「テロリストによる攻撃」という認識を示している。犯行声明は出ていない。

 

国営テレビによると、2020年に米軍の無人機攻撃で殺害されたイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官の墓のある墓地で行われていた追悼式典中に爆発が発生した。1回目の爆発から20分後に2回目の爆発があったという。

 

地元当局者は国営イラン通信(IRNA)に対し、「墓地に通じる道沿いに仕掛けられた爆発物2つがテロリストの遠隔操作によって爆発した」と語った。

 

ライシ大統領は「凶悪かつ非人道的な犯罪」と非難した。国営イラン通信(IRNA)によると、ライシ大統領は事件を受け、4日に予定していたトルコ訪問を中止した。

 

最高権力者ハメネイ師は声明で「間違いなく厳しい対応が取られる」と警告したほか、バヒディ内務相も「イラン治安部隊による強力かつ断固たる対応」が取られると言明した。

 

他国からも非難の声が上がり、ロシアのプーチン大統領は、イラン指導部に哀悼の意を表した上で、罪のない人々に対する攻撃は残虐で衝撃的とし、「いかなるテロ」も非難すると述べた。ロシア通信社RIAノーボスチがロシア大統領府(クレムリン)の声明を報じた。

 

こうした中、コッズ部隊のガアニ司令官は、爆発が「シオニスト政権(イスラエル)と米国の工作員」によるものと主張。国営テレビは、群衆が夜間に墓地に集まり、「イスラエルに死を」、「アメリカに死を」と叫ぶ映像を放映した。

 

米国務省のミラー報道官は記者会見で、米国はいかなる形でもイランの爆発に関与しておらず、イスラエルが関与していると信じる理由もないと述べた。

 

米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官も、米国はイスラエルが爆発の背後にいた兆候を確認していないと述べた。

 

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Photo Pars Today

 

このテロに関して、「イスラエルがやった証拠は?」と聞くのはかなりナンセンスだ。 また、米国の声明を信じるのは、IQが二桁の前半の人間だけだろう。

 

個人的な推測では、米国が関与している可能性は低いと現時点では考えている。 今、イランで破壊工作を行い、怒りを招いて、親イラン武装組織による中東の米軍基地への攻撃の激化を招く事態は、米軍は望まないだろう。 だって、今なお、基地の防衛に成功しているとは言い難い状況だもの。

 

イスラエルは、レバノンでもテロ行為をやってのけたばかりだ。

 

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ハマス幹部がレバノンで死亡 イスラエル軍がドローン攻撃か  TBS

2024年1月3日(水) 07:09

 

中東レバノンで、イスラム組織ハマスの幹部がイスラエル軍のドローン攻撃によって死亡したと複数のメディアが報じました。

ロイター通信などによりますと、2日、レバノンの首都ベイルート郊外にイスラエル軍のドローン攻撃があり、ハマスの政治部門の幹部アロウリ氏が死亡しました。

アロウリ氏は当時、ハマスと協力関係にあるとされるイスラム教シーア派組織ヒズボラが拠点とするアパートにいたということで、ほかにも複数の死傷者が出ているということです。

アロウリ氏は、去年10月にイスラエルを奇襲したハマスの軍事部門「カッサム旅団」の創設者の一人で、攻撃当時、ヒズボラの関係者と会合に臨んでいたとみられています。

イスラエルとハマスの戦闘開始以降、イスラエル軍は北部でヒズボラとも交戦を続けていて、今回の攻撃により、事態が悪化する可能性が指摘されています。

ハマスは声明で、「卑劣な暗殺が実行された」としてイスラエルを非難。一方、イスラエルは今回の攻撃について公式なコメントを出していません。

 

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一連の行為は、明らかに戦火の拡大を意図している。 それでメリットがあるのは、国内外からの非難で政治生命が危ういネタニヤフだ。

 

ロシア国内を攻撃して民間人殺害を意図的に行い、ロシアの報復攻撃による戦火の拡大を狙い、西側諸国を巻き込みたいゼレンスキーと、立場も動機も外道ぶりも共通するものがある。

 

そして、二人とも自称ユダヤ人。 世界の良識のあるユダヤ人にとっては、迷惑な存在だろう。