ロシアの元大統領、現安全保障会議副議長のメドヴェージェフがEUの追加対露経済制裁に反応した。

 

 

対ロシア制裁第12弾が発効した。

 

一方では、欧州経済は着実に後退に転じている。ドイツの第2四半期のGDPは年率マイナス0.2%、第3四半期はマイナス0.3%。フランスでは、第2四半期はプラス0.5%だったが、第3四半期はマイナス0.1%だった。この陰鬱な縮小は2024年半ばまで続く可能性がある。

 

対照的にロシアのGDPは第3四半期に年率プラス5.5%、第2四半期はプラス7.8%だった。

 

我が国に対する新たな制裁措置を考えるには、ちょうどいい時期だ。

 

 

参照

EU、新たなロシア制裁採択 ダイヤモンド禁輸など ロイター編集 

2023年12月19日午前 11:38 GMT+9

 

 

 

Photo CNN

 

メドヴェージェフはここ数年の外向きの言動は、ひたすら挑発的、攻撃的なので、ロシアの真の内情を探るには、あまり役に立たない。

 

しかし、上記ツイートの発言は本質を突いていると思わざるを得ない。 ブーメラン現象で自己制裁につながる対露経済制裁を嘲笑しているのだ。 でも、現実に経済がそうだから、欧州の政治家でまともな反論ができる向きはいないだろう。

 

対露経済制裁は、全然ご利益のない新興宗教のイベントと変わらない。 国益にならず、非合理的なことばかりやっている多くの西側国家の政治指導者と官僚は、現実に背を向ける怪しげな信仰宗教集団と変わらん。 

 

壺売りにハマる奴が出てくるわけだよ。