やはり日銀の政策決定会合は失策決定会合だとの伝統は容易に変わらない。
長らく続く円安による国富縮小の状況を、「なお見極めていく必要がある」と平気で言えるところは、もはや狂気だ。
イエメンのフーシ派による国際物流のコストアップ要因を、危機意識を持って速やかに議論消化することなど、日本の官僚機構に期待する方がおかしいということだ。
やはり経済金融官僚は、国際産業構造に精通し、地政学の見識を持ち、同時にマクロの国際マネーフローの観察眼を持った人間が相応しい。 でも、そんな人、いないんだよね (>_<)
ということで、緩和継続の喜びに沸く日経平均。
日経平均
- 75日線に触れずに切り返し、25日線へ反発。
- 雲のねじれが間近。
こうなると、リバウンド継続も視野に入れる必要があり、かといって、他の不気味な現象を見ていると、買いもなかなか入れにくく、短期的にすっきりしたアイディアを持ちにくい。
不気味ちゃんな現象の一つに下記がある。
JPX日経400
日経平均よりも厳選された銘柄構成の指数だが、今日の反発でも25日線まだ遠く、75日線で終わっている。 なぜ厳選指数が日経平均よりも重い?
あれやこれやで、やっぱり動けないなあ。