探すのは、そんなに難しくない。

 

頭が弱く、ガヤガヤ、ザワザワしている連中がいなくて、空気がきれいなところへ行けばよい。

 

携帯ポットにコーヒーを入れて、バニラの香りのシガリロを持って、いそいそと。

 

木洩れ日も緑色の世界へ。

 

緑の梢が、風に揺られて騒めき、交響詩を奏でる場所。

 

森の精霊が守ってくれている。

 

 

 

 

 

HWV 40 - Arr. For Oboe d'amore And Orchestra