今日は群馬に住んでいる塾の仲間と稽古する前にに新陰流の流祖、上泉伊勢守信綱のルーツの地である群馬県前橋市上泉町を訪問。



まずは腹ごしらえということで。近くの蕎麦屋さん「かつら」さんに入る。



お店の名前と「上泉伊勢守生誕の里」との文字を一緒に表記。民家でもこのような表記をたくさん見つけた。町全体で上泉伊勢守の存在をアピールしている。


久しぶりに食べた手打ち蕎麦だが、とても美味しく頂いた。せいろ2膳で頂いたが1膳との料金の違いがわずか100円ってコスパ良すぎてありがたい。


伊勢守の菩提寺である西林寺へ。



伊勢守の墓所の前にあった略譜。「尊天の感応」という言葉が印象に残る。我は凡人なれど日夜工夫の精神を身につけて少しでも「流儀の薀奥」に近づきたい。

武術の天才だった伊勢守ですら工夫鍛錬の毎日だったわけだから簡単ではない道である。


住職さんにご挨拶してお寺の本堂を開けていただく。当寺は新陰流を探求する武術家がしばしば奉納演武させていただく場となっている。その奉納演武の記録を示す額が本堂にたくさん飾られていた。


額には奉納演武に参加した人々の名前が刻まれている。どこかで聞いたお名前もいくつか見受けられたが、今思うと私も新陰流の探に勤しむ1人なんだと、心を新たにしなければと思った。


上泉伊勢守信綱師が創造されたこの奇妙をいかにこの世に伝えるか。まずは自らの精進あるのみだが。。。