昔々、演劇をやってたときに、いつも同じ演技をする役者のことをスタンプと呼び、演劇の師から、強く戒められたものだ。僕はあまり言われた事はなかったが、最近になって、スタンプの意味がわかるようになってきた。


武術にしろ、授業にしろ、常に新しい要素を取り込んでいかないと、成長もないし、つまらない。植物に水や肥料をやるように、毎日コツコツと、日々新しく。

なんか最近行き詰まっている気がしたのは、全てがスタンプになっていたせいだろうか。今さら、生活に刺激を求める必要はないが、あたりまえと思っていることでも、まだまだ新しさがあるはずである。


人生って、むずかしいだが、実はシンプル。

少しスッキリした気がする。