昨日の続き。
日曜日は、EdgeProjectで気合いを注入されました。演劇は自己暴露の芸術。そして、まだまだ高みがあることを自覚する。自己を表現しながらも、自意識から解放して、人との間で何事かを起こしていく、いや自然に起こることについていくという言い方の方がいいかな。まだ人との間で何かを起こることを確かめることにビビっていたんだなあ。最近いろいろなことに関わっているけど、なんやかんやで、やっぱりここがホームグラウンドだなと思う。渡部さんが稽古中にこんなことを言った。自と他の間で、善の方向へ高め合おうとする結果、行きつく、自も他もない世界を創る。渡部さんを含め、ここにいる仲間が、必要なタイミングで、僕が演劇を始めた原点を思い起こさせてくれる。そして、ここの仲間で、実際に舞台にたってすごい芝居を見せる機会も間もなく訪れる、そんな予感がする。とにかくどんどん前進したい。ものすごい、美しく、崇高なビジョンがかなりはっきりと見えてきたぞ!!
昨日から、劇団のスタジオでは、チェーホフの「桜の園」の稽古が始まりました。チェーホフ最後の作品で内容はシンプルですが、謎に満ちた作品のようで、芸術監督のアニさんも、日本でもアメリカでもいまだに満足のいく舞台は創れていない、と嘆いていました。ならばこの機会に、みんなでいいもの作って、アニさんを喜ばせようではないか!!とメンバー一同燃えてきました。まずは読み合わせからということで、僕は、アニさんから指名されて、エピホードフのテキストを読みました。できればやりたい役だなと思ってたのでびっくりしましたが、読んでみてやっぱり面白く、メンバーからも好意的な評価をいただきました。まあ、まだやるかわからんけどね。