役者は、とにかくからだが資本。僕の知っている役者さんでも、ジムワークやったり、ダンスやったり、からだを動かすことを習慣づけている人が多いのですが、僕が昨年10月からボディワークとして取り組んでいるのは、高岡英夫さんが提唱された「ゆる体操」というものです。名前の通り、全身をゆるめるのが基本コンセプトで、まず、からだをさすりながら、気持ちよさを体で感じて、さすったところを、声を出しながら動かします。気持ちよく~とか、ねばー、ねばー、プラプラとか、こぞ~こぞ~とか、声に出しながら体操している姿は、はた目にはかなり怪しいのですが、この体操を継続して続けていくと、確実に今まで固まっていたからだの部位が徐々に動き出します。特にインナーマッスルという深層にある筋肉に刺激がいくようです。何よりいいのは、からだ一つあれば、どこでもいつでもできて、しかも何の道具も必要ないことです!体操の種類は、全部で百種類以上あるそうですが、10種類くらい覚えれば、初心者には十分ですし、単純な体操なので、簡単に覚えられます。各地で、ゆる体操講座が催されているようですが、僕がときどきメンテナンスで通っているのは下記の教室です。
戸山ゆる体操教室
http://d.hatena.ne.jp/yuru-mamechan/
からだがゆるんでくれば、呼吸もしやすくなり、リラックスした状態が続くだけでなく、ストレスに強くなるので、会社で働く人にもおすすめです。
僕も、半年近く続けて、だいぶゆるんできましたが、まだまだ先は長いです。ゆるんできたせいか、逆に、顔、首、背中、肩にコリが根強く残っているのが無性に気になり、気持ち悪いのではやくゆるめたいのですが、心のしこりも関係しているようですな。日々調律しつづけること、これしかないようですね。
もう少しゆるんだら、ヨガやストレッチ、軽いダンスもやってみたいなあ~と思う今日この頃。
ゆる体操