先週の木曜日から日曜日まで、郷里の伊豆に滞在しました。都会の喧騒を離れて、からだを休めながら、合間をみて、墓参したり、読書したり、勉強したり、親戚のおじさんとお酒を飲みながら、話をしたりしていました。特に、墓参は、今後も、遠い所ではないので、面倒くさらず、折を見て、行くべきだと肝に銘じています。先祖のお墓では、、線香やお花を手向けて、見守ってほしい、という気持ちを込めながら、祈りを捧げました。また、日曜日には、沼津市にある、作家の芹沢光治良さんのお墓を訪れました、人間・神・世界・宇宙とは何かを学び、考えることの大切さを教えてくれた人です。感謝の気持ちを込めて、祈りを捧げました。この世にいない人に対して、祈りを捧げることは、当然、コミュニケーションの不可能性からは、逃れられないけれど、言葉にならない感情や思いは、やり取りできる気がして、神聖に思います。芹沢文学館のある我入道から臨んだ海は、静かな波をたたえつつも、なぜか僕の胸に熱い心の鐘を鳴らすのだった。
日曜日の夕方に訪れた秋葉原。ゲームセンターやら電気屋の宣伝やらで、本当に騒がしい街です。消費が刺激されるだけで、何のありがたみもない。静かな伊豆にいた人間には刺激が強すぎたのか、本気でウツ状態に陥りましたよ。合唱の練習がなければいきたくもないんですけどね。