最近、生活に秩序が生まれてきたと思う。ようやくここまで戻れたかと、少しほっとしています。しかし、今からが、自分の人生をよりよく生きるための大切な時間が始まるのだと、自分を叱咤しながら、心を新たにしているところです。今の状況に自分を戻すまでに、大変な時間を要してしまい、今振り返ると、しなくてもよかった無駄も明らかに多かったため、それは「過ち」として素直に受け入れなければならないけど、一方、それも「必要」なことだったのだという受け入れ方も持ち合わながら生きることにしています。やはり自分の力で何とかできるという過信があったのでしょう。今は、自分の無力な部分もよくわかり、自分はいろいろなものに支えられて生きているのだと実感しています。常にいろいろな人に助けられ、許されていること。だから生きていられる。そうやって、自分の生が保たれていることに驚き、自分の生が思っている以上に偉大であることを知る。自分の根源の力を知る。生きていることに毎日感謝して、つらいことも苦しいこともたくさんあるけど、それでも明るく生きていたいと思う。こういうことを書くと、君は、宗教でも入ったのかと言われそうですが、あいにく、僕は無信仰で、いまだに神の教えはわかりません。ただ、素直にそう思うだけです。新しいチャレンジとして、先週から、英文翻訳の学校に通い始めました。このことが生活に秩序を生んでいるのかもしれません。めざすべき目標、将来の希望が少しづつ明らかになるのに従って、思考や行動は、切れを増し、具体化する。今は、いろいろな情報に目を通し、それを血肉に変えていくこと、言語の論理性を追求すること。もちろん、英文を読み、語彙や文法を学ぶこと。そのために何ができるかっていつも考えています。歌も細々と続けています。来月、コンサートなので、発表曲を中心に練習。ルネサンス時代の曲で、リズムがとりにくい曲があり、苦戦中。歌については、もうひとつ上のレベルにいくためには何をしたらいいのかなと思案中。文学については、短編を読んで、感想を文章にまとめる訓練を始めようと思案中。自分が作者の立場にたって、文章を読む姿勢が求められる。まずは、モーパッサンというフランスの作家の短編集を購入。