朝5時からの読書を終えて、まもなく、会社に出勤です。今朝は、「文章表現法」という本と、シラーの「美的教育」を読んでいました。「文章表現法」では、志賀の「城崎にて」と谷崎の「細雪」の一節を読みながら、各人の表現の特質を追ってみました。観察すべきポイントを把握しきれていないようなので、前の章をおさらいするべきかも。文体を学ぶことは、自分が書く文章を「適切」な形に整えるのに役立ちそうですね。この「適切」というのが曲者で、頭を悩ませますが、家にある日本の小説を読みながら考えていきます。読書する際に、気を使う点が増えます。「美的教育」は、文章理解につまづいて、一章読むのが精一杯でした。一段落ずつ、要約文を書いて、理解を進めることを試みています。これも、いい練習になるかもしれません。ただ、いいかげんな要約文を書いても、書いた後にまた考えるロスが出てきてしまうので、書いてある文面に頼りすぎず、自分の言葉に噛み砕いて、要約することが大事と思います。週末は、絵を見るとか、音楽を聞くとか、少し気分転換したいですね。今夜、少し考えてみるか。