心も体も疲れている金曜日。毎日平穏に暮らせればいいんだけど、なかなかそうはいかないね。明日も仕事頑張ります。今夜は映画2作品を見る予定。今「広島やくざ戦争・・・山上光治の生涯」を見終わったところ。本編の広島やくざ戦争を見てるときから思ってたけど、小沢仁志はかなり文太兄貴を意識していると思う。なぜって広島弁のイントネーションを聞いてて、そう思った。おそらく「仁義なき戦い」を何度もみたんだろうな。広島やくざ映画やるならって・・・ついつい見てしまう役者の気持ちを想像してしまう。仁義な気戦いも10回以上見ているんで、どうしても比べてみちゃうんだけど、正直「仁義なき戦い」と比べると役者の格が堕ちるからね。小沢仁志はかなりいい線いってる気するけど、AV男優も出てるくらいだしなw本作品は、ラストが興ざめ。死に場所となる民家を人がとりかこんでちゃまずいでしょ。たしか、山上光治はひとりでひっそりと死んだと思うんだよね。しかも銃口はこめかみではなく、口の中。それにしても死を迎える前の山上の気持ちはどうだったんだろうって思う。結局、村上を殺すことはできなかったし、やりきれない気持ちが心を占めていた気がする。その心を無理やり静めるように、命をみずから絶ったではないか。まあ殺人者の気持ちは正直いくら考えてもわかりませんけどね。ちょっとマニアックだけど、かなりの広島やくざおたくなんです。私。ハイ。小沢仁志といえばなんといっても「スクールウォーズ」の水原。チェーン回しながら滝沢と川で喧嘩したシーンが忘れられません。さて、お次は黒澤明の「白痴」。この前途中で寝ちゃったから、もう一度。あるワンシーンで、他の映画ではお目にかかれない、原節子が見れた気がした。激情というのかなんというのか、言葉にするのは難しいが、それがとても印象に残っている。ではまた。